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2008年8月 2日 (土)

Visting a garden : 山下公園 1 : 横浜

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Guradian of water Yamshita park in Yokohama

先日、天気の良い日の午後、山下公園に行ってみました。青い海の方から風がビュンビュン吹きますが、やはり陽射しが厳しい日。こんな日は噴水の水しぶきやビビットな色の花、そして木陰などに足が向いていきます。

噴水の水しぶきは、やっぱり涼感たっぷり。まわりに咲いているのは、フレンチ マリーゴールド。アフリカン マリーゴールドよりも小型です。ここでも元気いっぱいで一番目をひきました。その他の色はペチュニア。

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Jardin du Luxembourg          In Paris 8.12.1992     

ここで大昔の写真でお恥ずかしいのですが、パリのリュクサンブルグ宮殿の庭園を思い出したので紹介。ここにも真夏にマリーゴールドをたっぷり使って、植え込みをしていました。ここで使われているのは、大型のアフリカン マリーゴールド。その他、蝶が飛んでいるように咲く薄ピンクのガウラ、赤花のコスモス、三尺バーベナ、フロックスもしくはペラルゴニュームが植え込まれていたようです。

昔、私も今ほど植物の名前を知らず、マリーゴールドの印象だけが強く残っていましたが、今改めてみると、なかなかパブリックな花壇の植え込みといえども、素晴らしいなと思います。ただ列植しただけでなく、いくつかの種類がブーケのように組み合わされ、それが繰り返し使われていることに気付きます。

フランスの庭園はベルサイユ宮殿の庭に象徴されるように幾何学的な庭が多くつくられたので、現代においても植え込みにはある秩序 ルールをもって植え込みがされています。

そこが人為的か否かのところでその後の時代に流行ったイギリスの風景式庭園と比較すると作意的と判断されるのかもしれませんが、私は、ここは、ここでいいと思います。そもそも、同じ自然環境、文化的な背景の同じ場所などこの世に存在しないわけですから。

ただここで言えるのは、夏の暑さに耐える植物を選び、色彩のセンスを活かして選んだ花々の組み合わせ考えた人の知恵と手入れへの労力と努力に対して、「きれいな花をありがとう。」と素直にただ思うのみです。


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