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2008年7月31日 (木)

School Garden : ミツバチとヒマワリとはちみつ

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 日中は、真夏の青空ものぞく頃となり、夏本番。けれど、今年の夏は、急に雷がなって大雨が降ったりして要注意の夏ですね。さて、早朝School Gardenに行くと、ヒマワリが咲き出していました。そして、なにやら、ぶんぶんと忙しそうに管状花と呼ばれるヒマワリの中心の部分にアタックをかけているミツバチくんたちを発見。「こんなに朝早くから、働いているの?」と感心するぐらい熱心。

絵本に出てきそうなミツバチとヒマワリの組み合わせは、食いしん坊のくまのプーさんのような私に「あなたのおうちはどこ?」と巣にたっぷりとたまる蜜をいただきに行きたい気持ちにさせました。

何でも、ミツバチは花の蜜に体内の酵素を加え、蜂蜜にするようで、そこが単なる花の蜜とは違うパワーの源なのだそうです。

お台場のビーナス フォートにあるフランス パリにある老舗のはちみつ専門店 「ラ・メゾン・ド・ミエール・ガラン」のはちみつを扱う 「ラ・メゾン・ド・ミエール・ナミキ」には、植物の種類によるはちみつがたくさん置いてあります。お店もフランスのインテリアで素敵でした。ここでは、試食させてもらい、はちみつを選ぶことができて、そういえば「ヒマワリのはちみつ」は素直な感じでおいしかった!!

それから、思い出すのは、はちみつが中に入ったキャンディー。食べるとトロリとはちみつが出てきて、思わずにっこりのおいしさ。おみやげにプレゼントしたら、とっても喜ばれました。

さてさて、ここのブンブンたちのおうちはには、ついては行けないけれど、夏なのでスライスしたレモンのはちみつ漬けなんて冷蔵庫に作っておいて、氷で割って飲んだりしようかな。

このはちみつに漬かったレモンをかじるのも子どもの頃から大好きでした。

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2008年7月26日 (土)

Glassware Collection : アルコール ランプ

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 倉敷は、大学時代よりよく訪れた所。何がそうさせたのかというと、やはり、素直な手仕事の品々に会えること。じっくり一日倉敷を歩き回ると、もくもくとものづくりに励むたくさんの人のひたむきな思いが伝わってきて、「さあ、私も明日からがんばろー!」と元気をもらって帰ったことが何度もある。それこそ、民藝の健やかな魂に触れ、現代社会のストレスを癒していたように思う。

美観地区にはもうずいぶん訪れてはいないが、最後に行った時は、結婚して神戸からだった。その前より「蔵」という土蔵の民藝品店が気に入っており、この時も店内をじっくり見せてもらった。そこには、いろいろな国に行き、収集された生活雑貨が置かれてあり、倉敷にふさわしい店だと思った。

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そこで、見つけた古風な中国製で型入れガラスのアルコール ランプ。鳥のレリーフに何よりひかれた。家に持ち帰り、アルコールを入れると、ちゃんと明るく炎が灯った。なぜ、過去形かというと、替え芯が日本のものと合わないせいもあって、使わなくなり、今は、これを改造して電球の灯るランプに改造したからだ。

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ちょうど、マーサ スチュアートさんが、その改造をやっていたので、自分も日本で買える部品を東急ハンズでいろいろと見つけ小細工した。シェードはローラ アシュレーでバランスの良いものを見つけた。

アメリカでもローラ インガルス原作の「大草原の小さな家」シリーズのTV番組にもこのようなガラス製のアルコール ランプを夜に灯している映像をみかけたことがあった。きっと多くのアンティークが出回っているのでしょう。それをリメイクさせたアイディアを ‘It's a GOOD THING !’とマーサも提案していたというわけ。

そういえば、昔、サントリーのオールドのだるまや角瓶でこんなふうに照明を作っていたのが流行っていたような。捨てないでとっておこうとする位、美しくバランスのとれたデザインのものは、ガラスの瓶であっても人の心に「美」を感じさせる風格をもっていますね。

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2008年7月22日 (火)

暮らしの中のMy Work 27 : W.モリスのカーテンのリフォーム

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Plain Roman Shade Base design : William Morris

 不思議なことに私にとって一年で一番カーテンが気になるのが、6月と7月。今日は、昨年もちょうど今頃,「ここをこうすれば・・・。」なんて考えていたプランをようやく実行!和室の窓周りに以前使っていたお気に入りのドレープ カーテンをローマン シェードに作り直しました。

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生地は、生地はイギリスのウイリアム モリスのデザインを用いたもので、日本のメーカーが作っていたものです。つるバラ、あるいはランブラー ローズのようなバラがアイボリーの地色一面にデザイン、プリントされています。面白いことに、これは、モリスデザインの「アフリカン マリーゴールド」というデザインの背景に使われているバラの図案で、もしかしたら、その版のみを使用したものではないかと思っています。

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'African Marigold ' Designed By William Morris 

以前にブログで紹介した我が家のモリスのカーテンについての生地はこちら サンダーソンのカーテン オーク トゥリー
アフリカン マリーゴールド

少し、作り方の注意したところを紹介。先日作ったリネンのローマンシェードについてはこちら

メカは、セットになっている自分で作る人用のものを窓サイズを採寸してから、注文しました。

今までのカーテンの生地幅が新しいローマン シェードを作るのに、充分であることが大前提です。長さは、少し短くても私は「良し」としました。

ドレープカーテンのヒダ、すそをすべてほどきました。ミシンの縫い目をほどくのには、洋裁道具のリッパーと刃先の正確な毛抜きを使うと案外、早くほどけます。

しっかりしみ抜き洗濯をし、アイロできれいに平らにしてから、新しいサイズのしるし付け。

洋裁をする時、私は、ダイニング テーブルのサイズと同寸のシナベニアを準備しています。広く、布を広げられるのでしるし付け、裁断する時、非常に便利です。

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垂直線、水平線を出すために、T定規、三角定規があるとしるし付けが早く済みます。

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 ウィリアム モリスのデザインと私との出会いを振り返るとそれは、結婚した時に、最初に住んでいた神戸で実際使われているところをみたことが最初でありました。

その頃、新居に揃えた家具や照明、カーテン類は、すべてモダン デザインで、かっこよくまとめたつもりだったのに実際、神戸という街に住み、クラッシクなものが大事に残され使われている場所に住むと自分もその良さがわかるようになり、暮らしに取り入れたくなったのでした。そしてこのカーテンは間仕切りにと思って作ってもらったもの。

モリスのデザインはそこに描かれている植物のことを知ったり、それを今では、自分で育てていることにもなっていたりで、なかなか奥深い世界が広がります。

今回、とても楽しみな展覧会情報を知りました。

京都国立美術館で9月13日から開催される「生活と芸術——アーツ&クラフツ展 ウィリアム・モリスから民芸まで」東京展は来年1月より。

モリスと民藝については、両者のつながりについてや思想的な違いについて、私も時々独自に考えていた部分もあるので、ぜひ、東京展は伺い、また何か発見できればと思っています。

楽しみ!!


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2008年7月15日 (火)

季節のGarden Work : アジサイの剪定 2008

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アジサイの花のついた枝を写真にとってみました。茶色の枝が、昨年のもの。緑の枝は今年春から伸びた枝。よくよく見ると、下から伸びている茶色の枝が一本あり、それを剪定したあとが。そして、その下からV字に茶色の枝が少しあります。この二本の枝は、昨年剪定した後から伸びた枝。

剪定後、その芽が生長し、夏以降は、緑の葉を持った枝になっていたのでしょう。

そして、冬に落葉し、枝先にわずかな芽を持ちながら、越冬。ここで、枝は茶色に。

今年に入って、春を感じたころから、その芽が膨らみ、緑の枝が伸び、4節生長した所で、花がついています。

花のすぐ下の葉は、影になるからでしょうか、あまり大きくはなく、脇目もありません。しかし、その下(上から2節目、3節目)あたりは、脇目が顔をのぞかせています。これが、これから、伸びてくる枝で、充分な生長を晩秋までにしていれば、来年、花をつける枝となるところです。

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こちらは、花がつかなかった枝。よく見ると、下から、ずっと緑色。ですから、今年の春から急に大きくなった枝。これを徒長枝といいます。

イギリスの園芸本を見ると、花のついた枝を今の時期に剪定しないで、そのまま冬枯れの姿にしてから、花や細い枝、込み合った枝などを剪定整理する、といったやり方を紹介しています。

冬までに、次の年に花を咲かせる枝先は、きちんと生長して「来年は私たちの番よ。」と上向きに枝を伸ばして入る写真が掲載されています。

ほとんで、何もしなくても、いいというやり方。

でも日本では、そういう姿にしておくと、放任のように見えることや空間の制約があるので、剪定をする方が圧倒的に多いと思いますが、イギリスのやり方でも咲くべき枝は、自分で準備するのが、これからの時期。

その場所や樹形の好みに合わせて、といったところでしょうか。

昨年、剪定したアジサイは、今年は、こんなふうに咲きました。昨年の剪定の様子はこちら

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私が昨年剪定したアジサイは、大きな花がたくさん咲きました。しかし、樹高は、高めになり、花の重みで、枝が倒れるところもありました。もう少し、樹高を低くしたい感じ。

また、もう一例紹介した、刈り込み剪定(植木屋さん)がされたものは、花は小さめで、ほとんどすべての枝に花が咲いていました。樹高は中程度。ぎっしり咲いているので、枝も倒れたりはしていませんでした。

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花を咲かせる枝の仕組みは、だいぶわかってきたところで、さあ、今年はどんな風に剪定しようかな。


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2008年7月10日 (木)

Creating Garden : Meg's Garden 12

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Megのお庭、ここまで出来ました。お庭の右半分にベージュの砂利を敷き詰め、一層明るい印象に。

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 今日はこのお庭作りに取りかかった時、最初に植えた(というより埋めた)植物、ユリ 'プリンス プロミス’がすっきりとした姿で美しいピンク色の花を咲かせていました。テッポユリの系統で、タキイ種苗の育成。

アジサイ 'アナベル'のライム、右手の鉢植えのインパチェンス 'アップル ブロッサム'のピンク、ホスタのラベンダー、そして何より背景になっているMegが塗ってきたラティスのセラドン グリーンが、この空間の雰囲気を優しいものにしていました。

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今日は、庭の半分に敷いた砂利は、ベージュからアイボリーの透明感のある石英岩の小石。丸みがあり、粒の大きさ(10~20ミリ)もちょうどいいもの。いろいろ探しましたが、Marthaの庭でも使った石と同じものを。

また、庭の中央部にはしかけが。ここは、粘土層が表層にあるので、どうしても水が吸水されにくく、雨の後、水が溜まるということでしたので、落とし穴ではなく、浸透穴なるものを掘りました。

穴を深さ50cmぐらい掘って行くと、表層よりも掘りやすくなリ、幾分この層は、吸水するよう。そこに水を吸わせるという考え。穴が出来ると、庭から出てきた大きな石やコンクリート片などを大きなものから入れました。

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そして、その穴に向けて水が流れ込むよう、勾配をつけた溝を堀り、流れを確認するために水を流し、再調整。

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溜まった水が集まり、穴に向かっていくようであれば、OKとし、砂利を上から敷き、浸透穴と溝は表面からは、他の面と変わらない様子になっています。

実際、雨が降った時、どうだったか、Megも観察してくださっていて、大雨の際、最初ぐんぐん、水が引いたそうです。しかし、最後にOverflowし少し、溜まったけれど、それも雨が止むとちゃんと引いていったそう。よかった。

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                                       2008.7.10

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2008年7月 9日 (水)

School Garden : Garden For Summer and Autumn A

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Cool Color Border  2008.7.9

School Gardenのもう1本の花壇。名づけて Cool ColorBorder 涼しそうな配色の花壇。

そのイメージで、種や苗をそろえはじめたのは、寒い2月頃から。ようやく、植物が自然に開花を始めました。昨年の暑い夏、歩道に植えられていたにもかかわらず、そのクリーム色がしばし暑さを忘れさせるようにゆったりと咲いていたマリーゴールド 'バニラ'。苗をピンチして育て、ようやく、花が咲き出しました。

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2008. 6.13 ○     2008.7.9

左が植え付け直後、右が本日。まだまだ、これから咲いていきます。
この1ヶ月の梅雨の雨に感謝。しっかり根を土に張ってきていると思われます。

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計画図

平面図はベースに一枚作っておき、シーズン毎にトレーシング ペーパーを重ね、植栽計画を考えています。

名前や位置だけだと、色のコーディネートや花の形という情報が抜けています。ですから、必ず、種苗会社のカタログの写真や種袋についているタグ写真、スケッチなどで視覚的なイメージを確認しながら植栽計画図を作ります。

また、サイズも重要。高さ、幅、株間などの情報もこの図中に書き込みます。

今回は「夏を乗り切り、秋も咲いていく花壇」を目標にしましたが、植え込んだ植物は以下の通り。

エリゲロン Erigeron karvinskianus
トレニア Torenia fournieri
コンボルブルス Convolvulms sabatius
    キンギョソウ Antirrhinum majus
    ベゴニア Begonia
ローレンティア Laurentia axillarisem
   サンビタリア Sanvitalia procumbens
  マリゴールド Tagetes erecta 'Vanilla'
  ニコチアナ Nicotiana 'Lime Green'
  サルビア Salvia guaranitica

種から5品種を育て、苗から4品種準備。挿し木や株分けなどで増やした苗もあれこれ。葉モノは、ツルニチニチソウ、アイビー、カレックス、グレコマ、ヘリクリサム など。

それぞれ、がんばって欲しいなあと思っています。

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2008年7月 8日 (火)

Glassware Collection : Candle Stand 2

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 昔は、バラの花も豪華すぎて自分には似合わないと思っていたのに今は、ピンクのバラを自分で育て、「かわいい。」と公言している私。ずいぶん好みが幅広く深くなってきたような。オホホホ。昔は敬遠していた唐草模様でさえも、今の自分の生活に合えば、取り入れることOK。むしろ「昔の人は、よく自然を観察し、生活に取り入れようとしたのね。」と時代を超えて、尊敬しています。先日 フランスのデザイナーの人の別荘なるものが、雑誌に紹介されて、すごく良いなあと思いました。現代のモダンな空間にクラシックなアイティムが入るというスタイル。そこでは、白い天然素材に囲まれた部屋のテーブル上にベネチアのシャンデリアが低めに垂らしてありました。

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このキャンドル スタンドは、ドングリのレリーフのある型入れガラスで作られたもの。高さ14cmあります。
テーブルに置いた時、ある程度、炎が視線の高さに近いほうが、炎がちらちら見えてゆったりとした気分になります。そんなに、DINNERらしいものは出ません。・・いわゆる家庭のごちそうですが。

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よく使うと、蝋が垂れ映画に出てくる中世の教会にあるろうそく立てのようにオドロオドロしい姿になってしまします。これは、お湯につけると、流れて取れそうですが、逆効果。表面に膜を張って残ります。

私の尊敬すべき、アメリカのMartha Stewartさんが紹介していたアイディアを紹介。キャンドルスタンドごと、冷凍庫に入れ、ロウを硬くさせると、パリッ、ポロっとロウが剥がれます。チョコレートが冷やすと固くなるとの似ています。

キャンドルを灯すことを上手く、生活に取り入れるといろいろな記念日などの節目がより輝く時間に変わりますよ。

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2008年7月 7日 (月)

Glassware Collestion : Candle Stand 1 :POINT A LA LIGNE

 この前も、ベランダで使っているのキャンドル ランプについて、紹介しましたが、今日は室内用。我が家では、これから12月まで、お誕生日やら記念日やらと続くので、キャンドルはこれからが、出番。気取ったように見えますが、自分の心理を分析すると、炎を見るということは、とても原始的人の行為で、心が癒されるからかな、と思っています。

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これは、フランスのPOINT A LA LIGNE ポアン ア ラ リーニュの昔定番だったキューブ型のガラスのキャンドル スタンドとキャンドル。

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ここは、昔、パリに行った時に泊まったホテルの近くに路面店があり、そこに滞在中お土産選びに何度も行きました。天井まである棚一杯に美しい微妙な色の透明なキャンドルが、薪のように詰まれていて、とてもうきうきするようなお店でした。今も定番のクラシックなろうそくや、年毎にデザインされたキャンドル(例えばマカロン型のろうそくなど)、アロマキャンドルなどを作っているフランスでは、有名なキャンドルメーカー。

お店の方と話していて、日本と違い「ろうそくは、特にキリスト教圏では、当たり前の生活必需品であること。」に気付きました。「ロマンチックだから。」なんて、ことだけではないのです。

そういえば、楽しい時にもろうそくを灯すけれど、お別れの時も灯します。何か、命の輝きを象徴するものとして人はろうそくを捉えているのだと思います。


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2008年7月 4日 (金)

Home Music : Brazilian Music

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LEFT "ESSENSIA" Lisa Ono RIGHT "angelus" Milton Nascimento

だんだん夏がやってきています。昨年の猛暑、自分の年に伴い、夏が怖くなってきました。熱中症になりやすいし・・・。ああ、怖い。気分を変えたい、ということで、音楽の話でも。ほとんど、個人的な趣味の話です。お時間のある方はお付き合いを。今日は、つぶやきブログです。

夏の暑さを受け入れるためには、やっぱりブラジル ミュージックというお話。なぜいいのかというと、Bossa Novaなどでポルトガル語の歌を相当聞いているはずなのに、いまだに発音も意味もわからないし歌いたくても鼻歌でしか歌えないところがいい!音として言葉も流れていく耳ざわりの良い音楽。これが英語だと、一緒に歌ったり、意味をわかろうとして、脳の別のところが働き出すから、穏やかな気持ちでは聞けなくなります。

それから、興味を持って、歌詞カードの日本語訳を見ると、身近な自然や地球、宇宙のことなどを敬う気持ちで詩をつづっているものが多く、今で言うエコな音楽。太陽、星、海、土そして水という言葉がよく出ています。
そして、愛も。愛を失った時の悲しみを素直に表現しているものの方が多いし、そういった歌はしみじみして、いい曲があります。

そんな「Travassia」(トラヴェシア)という曲を初めて聞いたのは、小野リサさんのアルバム"ESSENCIA"から。「この言葉がわからなくてもなんだか涙が出てきそうな曲は一体何なんだろう?」と聞くたびに思っていた曲です。

歌詞カードを見ると、「あ~。」というような、愛する人が去っていったつらい、どん底の気持ちを書いた曲でした。でも最後は、「今日からはこの手で私の人生を築こう。」と前向きに歌い上げていきます。リサさんのあたたかな歌声を聴きながら、最後はこちらも安堵してくるという展開の曲です。

その後、この曲はブラジルの人の心の拠りどころとなる歌を歌い続け「ブラジルの心」と呼ばれ愛されているというMilton Nascimnto ミルトン ナシメントさんの曲のカヴァーであることを知りました。

そのミルトンさん、私も昔出かけたJazz Festivalで初めて演奏を見ました。終わったあと、いきなりファンになるほど、素晴らしいステージだったことを覚えています。

他の出演者を目当てに行ったのですが、このミルトンさんのステージは、語りかけるように歌う姿と会場を巻きこむ先導力にあふれ、3人のパーカッション(みんなシルヴァさんだった。)の複雑な音色のあるリズムに包まれ、会場がまとまって、完全に他の出演者を圧倒するほどの盛り上がりでした。

その時たぶん、サックスのデヴィッド サンボーン、ウェイン ショーター、ベースのマーカス ミラー、ピアノのハービー ハンコック、ジョー サンプル、ギター パット メセニー。えっ、そんなにすごかったっけ?というぐらいのメンバーが出演者。

ミルトンさんは、ステージの真ン中に置いたストゥールに浅く腰掛け、両手を振り上げながら、魔術師のように歌いはじめ、皆がしだいにステージに引き込まれる感じでした。

そして、"Maria,Maria"という初めて聞く曲を最後は皆で大合唱。どういう意味だかわからないのだけれど、、「アへアへ アへアへア ララララ~」みんなでミルトンさんと一緒に歌いました。

終わったあと、「あーおもしろかった。すごかった。」と後ろを振り返るとブラジルの旗が何枚も揺れていたのを思い出し、彼が国民的なシンガーであることがわかりました。

そのミルトンさんの究極の名曲が先にあげた"Travessia"

なるほど!

家には、"ANGELUS" (天使)というアルバムがあります。ブラジルのアマゾン奥地から響いてくるような太鼓の音やミルトンさんの素朴な歌声と高音のファルセットで、まるで、ジャングルにいるような気持ちに浸りながら、今年も日本の夏を乗り切らねばなりませんね。


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2008年7月 3日 (木)

Beautiful Books : うさぎのおうち

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 久しぶりに大好きな絵本の話。最近、子ども達は自分で本を選ぶので、もう我が家の絵本コレクションは、その収集を閉じようとしています。子どもが産まれ、母親になってから、絵本ワールドに再び入ることが出来、本当に楽しませてもらいました。子どもの頃の自分の記憶が甦えり、いろいろなことを思い出したりもしました。忘れないうちにこの絵本ワールドのことをまとめようと思い、ここで紹介させていただきます。

私が絵本を選ぶ時は、挿絵を描いたイラストレーターの方の作品を追いかけるように探し、図書館で借りて、おうちで読んで、子どもの反応が良かったものを集めていきました。

今日紹介する本は、ガース ウィリアムズ の「うさぎのおうち」"HOME FOR A BUNNY" Garth Wlliams 1956.
文は「おやすみなさいおつきさま」で有名なマーガレット ワイズ ブラウン "Goodnight Moon" Margaret Wise Brown。

とにかく、こうさぎがかわいい。オレンジがかった茶色の毛。ふさふさした毛並みも。白いしっぽも。

お話は、こうさぎが春になりうちから飛び出し、いろいろな小動物に会うけれど、自分の居場所はここではないと野原を探し回った末に、白うさぎちゃんと出会い、落ち着く所をみつけるお話。最後のページの2匹が目をつむってじっと穴のおうちに座っているところが落ち着きます。

野原を駆け回るシーンでは、背景に描かれた植物にも目が行きます。すべての植物の名前はわからないけれど、日本でも人気となっているゲラニューム(フウロソウ)や、黄色のカタクリ、オダマキ、バターカップ、スミレ、クローバーなど。私が、わかるのは、それぐらいなのですが、訳者の松井るり子さんは、少しづつ名前を調べられたそうです。

数年前にガース ウィリアムズの原画展に行った時に、この絵本の英語版を見て、「持って帰りたいな。」と思いつつ、あきらめた記憶があります。その後、この本を「ごたごた絵本箱」や「7歳までは夢の中」(いづれも学陽書房刊」の著作で私も大ファンの松井るり子さんが数年前に翻訳されたときには、「ああ、もう絶対手元に置きたい。」と思い、本を買いました。松井さんのリズム感のある訳は、子どもに読む時、コロコロと読めて、素晴らしいです。

その後、松井るり子さんには、幼稚園の保護者向けの講演会で絵本のお話をしていただくことをお願いする機会があり、お会いすることに。その時、この「うさぎのおうち」の裏表紙にサインをしていただきました。

ガース ウィリアムズの話に戻りますが、原画展で、驚いたことにこの方が絵を描いた本を私は、ずいぶん読んでいることに気が付きました。そして今、家の中をざっと探すと、たくさん出てくる出てくる。

一番、親しんだのは、ローラ インガルス ワイルダーの一連の「大草原の小さな家」から始まるシリーズ。挿絵が所々に入り、開拓時代の風景や暮らしぶりをイメージするのに充分でした。一生懸命生きるローラたちの姿が大好きだったお話。

1958年、本人が文も書いた絵本が「しろいうさぎとくろいうさぎ」墨絵のような無彩色の背景が独特な絵本。
「シャーロットのおくりもの」。これも女の子が主人公で大好きだった。「スチュアート リトル」の原書もこの方。

ガース ウィリアムズさんというフィルターをかけて生み出された立体感のある写実的な挿絵は、多くの人の記憶の片隅にきっと刻まれていることと思います。

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2008年7月 2日 (水)

School Garden : Garden For Summer and Autumn B

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Hot Color Border       花壇B  2008.6.30

 スクールガーデンの様子を紹介します。6月15日に子ども達と夏用の花壇の苗や種を植え付けました。それを目標にボランティアの方たちと春花壇の整理と土作りをしていました。春花壇の最後はこちら

お手入れしてくださる人が増えたことで、私はかなり作業と責任が軽減され、楽をさせてもらっています。昨年度は、忙しい時は、朝から夕方まで作業していましたが、5月から始まった新スタイルでは、一時間半でその日の作業は終えられるようになりました。あれっという間に、植え付けや草抜き、花の手入れなどが終わります。

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さて、夏花壇の植え込みの様子です。

はっきりとしたベゴニア センパフローレンスの朱赤、ピンクがこれから照ってくる夏の光りに際立ってきそうな花壇。1つの苗の花は、身近に見ると「赤い。赤すぎる!」と感じますが、このような広い花壇に植え遠くから見ると、「このぐらい、いいんじゃ、ありません?」と清々した気持ちになって言えますね。

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手前にポーチュラカ、ゼフィランサス、ツルニチニチソウ
中間部は、ジニア、ハツユキソウ センニチコウ  トレにア いづれも種から
そしてこれから大きくなるヒマワリ その株元にはコスモスが発芽して大きくなっています。
一番背後には、今咲いているタチアオイ、グラジオラス。へメロカリス 秋に咲くヒガンバナ。来年咲くジギタリスなどが植えられています。

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Alcea ficifoliaGladiolus
Hollyhock

今日は、観察に来ていた子ども達にもたくさんお花の名前を教えてあげました。「タチアオイ」と今日は何度言ったことか?ポケット図鑑にある夏の花のページにあるお花がかなりスクールガーデンにあることを発見して、喜んでいました。

一緒に活動してくださる方たちも小さな種や苗を植え込むことにはじめはビックリし、そして今は訪れるたびにいろりな花が咲いてくることに目をきらきらさせていらっしゃいます。

今日も汗をかきながらの作業でしたが、「気持ちがいい!」と。

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2008年7月 1日 (火)

暮らしの中のMy Work 26 : リネンのローマン シェード

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梅雨の時期、室内で過ごす時間が長くなると、不思議と窓周りが気になります。「雨、降ってるかな。」なんて、外を気にすることが多いからかな。昨年からの懸案事項、「ローマンシェードを作り直す。」というプロジェクト。やっと、この土日でクリアいたしました。「やれば、できるじゃあ、ありませんか。」などと思いながら、ひたすら、うれしい。な・何といっても、作り直すための材料は、ちょうど一年前に用意してあったので・・・。

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Plain Linen Roman Shede

実は昨年、薄手だと思って準備したリネンは、家に持って帰ると、透け感が今までのものよりなくて、吊るすのには印象が重たくなりそうだったので、作る前からStopしてしまいました。(これは、ソファまわりのカバー用のファブリックに使うことにします。)
先日、丸の内のコンラン ショップで、10年前に使用したローマンシェードの麻生地が今も扱われているのを見て、「やっぱりこれかな。」と思いなおし、購入。なかなか、似たような生地は出回っていないのです。ベルギーリネンのシアー Sheer(透ける)タイプは2タイプあり、今回は糸が細く、生地が繊細に織られているものにしました。品名は White Sheer Berginium Linenだったような。インテリア ファブリックは、広幅で150cm幅。これを真ん中で継ぎました。

リネンにこだわるのは、化繊よりもホコリなどの汚れが洗濯によって落ちやすいこと、それから丈夫なこと。また、天然繊維の色や風合いは、やっぱり愛すべきものです。

今度は、お蔵入りさせないよう、直ちに制作に入りました。

新しくローマン シェードを作る場合は、現在、タチカワ ブライドなどで、「ローマン シェード キット」という、手作りする人のためのセットがあります。布地を除く材料(リング テープなど)と巻き上げのメカなどがセットになったもので窓幅、高さなど個々のサイズに対応可能な オーダーサイズ品。他でも、探せばあるようです。

今回のように、作り直しの場合は、メカはそのまま使い、大型の手芸店(私はユザワヤで購入)やネット販売などで、リング テープ、マジック テープなど材料を補充するといいでしょう。

作り方に関しては、インターネット上でわかりやすく紹介されているので、それらを参考にされるといいでしょう。ここでは、案外手早くきれいに出来た今回の制作ポイントをお伝えします。(えっーと洋裁に関しては、ドレメ式の洋裁学校に結婚前に4ヶ月通った経験があります。家庭科とは、違うプロのテクニックに驚嘆し、Wedding DressからDiaperまでその後も独学でいろいろな暮らしまわりのものを作っています。インテリア関連のHOW TO MAKE本は和書はあまりなく、たどりついたのは、イギリスの本。丁寧に解説されているものが多いです。)

1. 地直し 
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水に一時間ほどつけて、軽く脱水し、まっすぐな物干し竿にかけて陰干しし、生乾きのうちにアイロンをかけ、地の目を整える。横糸を抜いて、次の横糸に沿って、縦糸をカット。布の角が直角になるようにアイロンで押さえる。

2.しるし付け 
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縦糸、横糸を一本抜くことでOK。あくまでも製図が出来てからの話ですが、面倒なしるし付けは、全くなしでした。麻は、すーっと糸が抜けます。そこを目印に裁断したり、折り目をつけたり、リングテープの縫い付け場所にしたりと便利でした。

3.しつけ糸

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まち針で仮止めしてから、しつけ糸を使い、仮縫い、仮止めしておくと、布地が引きつれたりしないので、きれいにミシンでの本縫いが仕上がります。今回はミシン針は、極薄の生地用の7番。糸は薄地用 80番。針目は小さめ。必ず、端切れで試し縫いして糸の調子を見ましょう。

今回のデザインの工夫は、ローマンシェードの上部にヴァランス(ひだ飾り)のようなタックを入れました。以前のものは、ここが、プレーンでさびしい感じになったので。
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仕上がりは、ハンドメイドならではの優しい感じになりました。

うれしくてうれしくて眺めていると、先日亡くなられたTarsha Todorさんの言葉が頭をよぎりました。

「喜びは作り出すものよ。」

そう、自分の欲しいものはお店をいくら回っても売っていないことが多いものです。自分で工夫して作るのって、難しい面もあるけれど、出来上がると本当にうれしい。


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