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2008年7月 4日 (金)

Home Music : Brazilian Music

07041

LEFT "ESSENSIA" Lisa Ono RIGHT "angelus" Milton Nascimento

だんだん夏がやってきています。昨年の猛暑、自分の年に伴い、夏が怖くなってきました。熱中症になりやすいし・・・。ああ、怖い。気分を変えたい、ということで、音楽の話でも。ほとんど、個人的な趣味の話です。お時間のある方はお付き合いを。今日は、つぶやきブログです。

夏の暑さを受け入れるためには、やっぱりブラジル ミュージックというお話。なぜいいのかというと、Bossa Novaなどでポルトガル語の歌を相当聞いているはずなのに、いまだに発音も意味もわからないし歌いたくても鼻歌でしか歌えないところがいい!音として言葉も流れていく耳ざわりの良い音楽。これが英語だと、一緒に歌ったり、意味をわかろうとして、脳の別のところが働き出すから、穏やかな気持ちでは聞けなくなります。

それから、興味を持って、歌詞カードの日本語訳を見ると、身近な自然や地球、宇宙のことなどを敬う気持ちで詩をつづっているものが多く、今で言うエコな音楽。太陽、星、海、土そして水という言葉がよく出ています。
そして、愛も。愛を失った時の悲しみを素直に表現しているものの方が多いし、そういった歌はしみじみして、いい曲があります。

そんな「Travassia」(トラヴェシア)という曲を初めて聞いたのは、小野リサさんのアルバム"ESSENCIA"から。「この言葉がわからなくてもなんだか涙が出てきそうな曲は一体何なんだろう?」と聞くたびに思っていた曲です。

歌詞カードを見ると、「あ~。」というような、愛する人が去っていったつらい、どん底の気持ちを書いた曲でした。でも最後は、「今日からはこの手で私の人生を築こう。」と前向きに歌い上げていきます。リサさんのあたたかな歌声を聴きながら、最後はこちらも安堵してくるという展開の曲です。

その後、この曲はブラジルの人の心の拠りどころとなる歌を歌い続け「ブラジルの心」と呼ばれ愛されているというMilton Nascimnto ミルトン ナシメントさんの曲のカヴァーであることを知りました。

そのミルトンさん、私も昔出かけたJazz Festivalで初めて演奏を見ました。終わったあと、いきなりファンになるほど、素晴らしいステージだったことを覚えています。

他の出演者を目当てに行ったのですが、このミルトンさんのステージは、語りかけるように歌う姿と会場を巻きこむ先導力にあふれ、3人のパーカッション(みんなシルヴァさんだった。)の複雑な音色のあるリズムに包まれ、会場がまとまって、完全に他の出演者を圧倒するほどの盛り上がりでした。

その時たぶん、サックスのデヴィッド サンボーン、ウェイン ショーター、ベースのマーカス ミラー、ピアノのハービー ハンコック、ジョー サンプル、ギター パット メセニー。えっ、そんなにすごかったっけ?というぐらいのメンバーが出演者。

ミルトンさんは、ステージの真ン中に置いたストゥールに浅く腰掛け、両手を振り上げながら、魔術師のように歌いはじめ、皆がしだいにステージに引き込まれる感じでした。

そして、"Maria,Maria"という初めて聞く曲を最後は皆で大合唱。どういう意味だかわからないのだけれど、、「アへアへ アへアへア ララララ~」みんなでミルトンさんと一緒に歌いました。

終わったあと、「あーおもしろかった。すごかった。」と後ろを振り返るとブラジルの旗が何枚も揺れていたのを思い出し、彼が国民的なシンガーであることがわかりました。

そのミルトンさんの究極の名曲が先にあげた"Travessia"

なるほど!

家には、"ANGELUS" (天使)というアルバムがあります。ブラジルのアマゾン奥地から響いてくるような太鼓の音やミルトンさんの素朴な歌声と高音のファルセットで、まるで、ジャングルにいるような気持ちに浸りながら、今年も日本の夏を乗り切らねばなりませんね。


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