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2008年1月14日 (月)

The Roses :バラの植え替え 2008

 今日は、寒いお休みの日でしたが、ベランダのバラのことが、気になり、寒中ガーデニング。特に、まだ、我が家になれていない気になるフレンチ ローズたちの土を替えてやりました。終わりの頃は、外は暗くなってしまいました。

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Rosa ' La France'

2007の新苗を鉢で育ていたものです。鉢から抜き取ると、よく回っていました。土を落とし、バケツに入れた水の中に入れておきました。

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今年の用土の配合は、特に、元肥となるものについて、考えてみました。参考にさせていただいた本は 藤岡 友宏先生の誠文堂新光社より出版されている『よくわかる 図解園芸シリーズ バラ』です。

昨年、夏に水枯れでバラを芯まで枯らすというひどい失敗をした私に、光りを与えてくださった本です。 ★★★ バラの寿命について、書かれた部分があり、がっかりしていた私にやっと「バラにも寿命があるんだ。枯らしてしまったバラたちは、少し早く寿命がきたんだ。」とやっと、思えるように教えてくれた本です。それ以来、バイブル的存在の本です。

この本は、様々なバラを育てる上で、応用可能な知識と技術を教えてくれます。自分でブレンドする用土のこと、栽培のこと、詳しい文章とわかりやすい図が豊富で、読みながら「そうだったのか!これ、やってみよう!」と思う内容の本です。まだまだ、この本に書かれていることの一部分しか実践出来ていませんが、試行錯誤しながら、バラをこれからも育ててみたくなる本です。

さて、以下の内容は、私の今年の実践記録。〈注:先生の本の内容とは、全く同じではありません。)

基本の用土 赤玉土(小)  3
         赤玉土(中)  3
         バーク堆肥   3
        もみ殻くん炭   1


これに粒状のリン酸、カリの多い有機質のペレット状の元肥を昨年までは、加えておりました。今年はこれを少なめにし、この中身を分解したような材料、油粕、骨粉を上の用土に 1 の割合で加えました。肥料が多すぎるのも、花の芯が2つに割れるダブルセンターになったりするので、気をつけなくてはなりません。

この他、ヤシがらを保水性をアップさせるために。これも 1 の割合で入れています。

重さではなく、プラスチック ポットで何杯という容積比です。どんな結果になるかは、今年の花が教えてくれるでしょう。

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水につけて、土を取り除きました。このバラは、'Mme Figaro'最近水やりが少なかったためか、根が乾いていましたし、白い粉のようなものが・・・。カビ?白絹?根を水につけると、全然吸水しないものが土として使われていました。要注意! 殺菌剤を溶かした水に30分ほどつけて置きました。

「植え替えの時、根をわざわざ、水につけなくてもいい。」と聞いたこともありましたが、このような、質のよくない土が使われていることもあるので、年に1回の土替えは、おいしい土をいっぱいバラに入れてあげるほうがいいと思います。

写真は、根を半分くらい切ったところ。これも「切る、切らない」いろいろなやり方があるようですが、今回は、切りました。

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そして、鉢底ネット、鉢底石、元肥入りの用土を底に山状に入れ、根をひろげるようにして、置きました。ここで、今回使ってみて、便利だった角材の紹介。棒を使うこともありますが、30ミリほどの幅の角材を鉢の縁に渡し、用土と接木部分のちょうど良い位置を確かめました。

この角材の幅30ミリと同じくらいの空間が、「水鉢となる!」と考える目安になりました。接木の部分が埋まらない高さになっているかどうかも思い描く見当がつきます。

そして、この角材の最大のポイントは、土入れの時。角材は、転がらないので、しっかり苗を支えてくれ、両手を離しても、ちょうど鉢のセンターの位置に苗を植え替えることが、出来ました。ぱちぱち!

これは、特許ものかも!

でも今、気付いたのですが、藤岡先生の本には、「鉢の上まで、土を入れ、トントン地面に打ちつけると、土が3cm下がる。」というようなことが書いてありました。理解していなかった!

やってみたい!この方法は、今度ぜひ、やってみよう!

最後に、しっかり、ホースでお水をやりました。あ、土が下がった!

ということで、少し、土をまた足して、今日は終了。

Today's French Roses

Rosa 'Coupe d'Heve
Rosa 'Souvenir de la Malmaison'
Rosa 'La France'
Rosa 'Mme Figaro'

歴史絵巻が出来るようなバラたち。

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