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2007年10月 3日 (水)

Plant Problems :クスノキ 鳥居支柱

今日は、出かけたところで、ひどい状態のクスノキを見て、いろいろ考えてしまいました。

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Cinnamonmum camphora クスノキ

クスノキの街路樹 クスノキは風に揺れてカサカサ、音をたてますね。私の通っていた幼稚園の庭に大木があり、その音を聞くと、なつかしい感じする樹です。子どもの小学校にも大木があり、常緑の広葉樹なので、冬もこんもり繁り、風景を作っている樹です。

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鳥居支柱、シュロ縄の食い込んだ幹

幹が太る時に鳥居支柱のシュロ縄が幹を締め付け、その上部にこぶが出来ています。

鳥居支柱を設置する目的は、植えたときの支えとしての役割と人通りのある場所で、強風などで倒木があっては困るので、安全面からです。

しかし、これは、樹自体を痛めてしまっている!

こういう部分は、害虫の温床や幹の腐れにつながっていきます。そして、この弱った部分が逆に台風などによる倒木の原因になってしまったという報告もあります。

安全面から支えをするならば、同じ場所で固定するのをやめた方がいいそうです。

外国では、どんな支柱を使っているのでしょう。私の手元にある本では、幹に平行に棒を立て、バンドで結んだりしています。これは、きっと、そのバンドの位置を変えたり、幹の太るのに合わせて、ゆるめたりできるのでしょう。

道行く人の中で、こんなことを気にするのは、稀かもしれませんが、みんなに話せば、「そうだね。」と思ってくれることだと思います。また、費用のかかることなので、誰も「ひどいな。」と思っても、何も出来ないのが現状なのでしょうか。

こういうことも含めて、樹木の管理のプログラムに入っていて、即、専門の人の手で早めに何とかしてあげられるようにしてあるといいと思いました。

樹も生き物なのですから。

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