季節のGarden Work 74:10月の仕事
毎月、続けている、イギリスの園芸雑誌 GARDENS ILLUSTRATEDの2007年版カレンダーより、月ごとの仕事をまとめたものを訳して紹介しています。今日は、10月の仕事。
Fogus Sylvatica Beech
10月の仕事
● 春の球根を植えましょう。耐寒性のある一年草の種を播きましょう。低木、宿根草、常緑樹を植えましょう。
● 秋に実を結ぶラズベリーも含めて、今年実を結んだ茎を切り戻しましょう。
● 寒さで痛みやすい球根、球茎、塊茎を彫り上げ、凍らない場所に保管しましょう。
● 気温が下がるにつれて、寒さに弱い宿根草、低木を守りましょう。寒さに弱い植物はカバーの下に移しましょう。
● 有機堆肥を施し、腐葉土を作るために葉を集めてください。
● 秋から冬に植える果樹の苗木を注文しましょう。
● 設備の掃除と準備そして配水パイプを凍結から守りましょう。
● つる植物につくワタノゾウムシに対してバイオロジカル コントロールを用いましょう。
気付き
この間まで夏だったのに、'Frost'なんて言葉がたくさん出てきました。イギリスと日本では、気温の下がり方も違うので、このままは、あてはまらないと思いますが、冬支度をはじめている感じが、伺えます。
まるで、ローラ インガルス ワイルダーの「大草原の小さな家」のようなワイルドな感じがいいですね。
現代の生活では、アスファルトに落ちた落ち葉がゴミとして捨てられてしまいます。ここでは、上手く循環させる本来の人間の技が書かれてあり、「こう、ありたいものだ。」と思います。
私も昨年初めて作った腐葉は、腐れがすすみ6月ごろ土に混ぜました。今年も少し、やってみようかな。
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コメント
こんばんは~初めましてパパさんのところから飛んできました。昨日のコメントが とても楽しくて…♪
こちらも素敵な記事満載です~
また ちょくちょくお邪魔いたします。
投稿: キュリー | 2007年10月 2日 (火) 18時40分
キュリー様、こんばんは。はるばるお訪ねいただき、ありがとうございました。パパさんの健闘とこだわりにエールを送りたくなり、コメントさせていただき、キュリーさんともお知り合いになれて、うれしいです。私のブログは、少々つぶやき系ブログですが、私なりのこだわりで、すすめてまいりたいと思っています。お時間のあるときにまた、どうぞ。
投稿: WENDY | 2007年10月 2日 (火) 20時47分