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2007年7月 2日 (月)

暮らしの中のMy Work 18:リネンのテーブルクロス:地直し

麻布のテーブルクロスを作りました。リトアニア製の150cm幅の先染めストライプのリネン。単純に四隅をミシンで縫えば、いいものですが、せっかくいい布を手に入れたので、とても丁寧に仕上げました。こうすることで、四隅がぴたりと決まり、洗濯後のアイロンかけも楽なテーブルクロスが仕上がります。

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Table Cloth  

一見、同じようなコットンで耐久性を比べると、麻のほうがぜったい丈夫で長持ちします。コットンは擦り切れ、やぶれてくるのが早いのです。また、汚れ落ちの面でもコットンはシミだらけのテーブルクロスになってしまいますが、麻はひどいシミのついた時も、酸素系漂白剤につけるなどのケアをすれば、残るシミはほとんどなし。

長い目で見れば、麻製がやはり優れています。結婚した時に購入した麻100%の白のヘムステッチ仕上げのテーブルクロスは今も健在。コットン製は、さよならしたものも何枚か・・。

ただ、既製のものは、長さが自分の家のテーブルとぴったり合うものが普通ありません。あっても、色、柄、コスト面でちょうど良いものがないのです。

となれば、好きな布できれいに自分で縫製することが一番いい!

テーブルクロス用の布幅は、135幅とか150幅などから選びます。なかなかいい「これ!」という布にお目にかかれませんが、ローラアシュレーの布は135幅なので、よくチェックしています。先染めのWoven Check シリーズがテーブルクロスにはお勧め。黄色のチェックがベストでしたが、今は青、緑、ピンク、黒などで、黄色は今は生産されていない様子。いつかまた、作ってほしいな。

今回はユザワヤさんで販売されていたリトアニア製リネン。すっきりした先染めのストライプがさわやか。

150cm(布幅)-90cm(テーブル幅)-4cm(縫い代)×2=52cm(両脇の垂れ) 52cmを半分にした26cmが垂れ下がる布の幅。これが長い辺も同じサイズにしたいので、

135cm(テーブル長さ)+52cm(両脇の垂れ分)+4cm×2(縫い代)=195cm(必要な布の長さ)

出来上がり幅=142cm、出来上がり長さ=187cm

となりました。自分の家のテーブルサイズを覚えておき、まずは、(布幅-テーブル幅)がいくらなのかで、その分、テーブルの長さに足したものが、カットしてもらう量と考えます。今回は「2mカット」とお願いしました。

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地直し① たっぷりの水に一時間くらい置き、軽く絞る。物干しにかけて陰干し

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地直し② 必要な長さのところで横糸を抜きます。そして、その付け根の縦糸をカットします。この作業で、ゆがみのないテーブルクロスが出来上がります。

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地直し③ アイロンは布目に沿うのが基本です。布の耳を合わせて、直角になるようにひっぱたりしながら、地直し、最後には縦地方向にアイロンを動かし、地直しの完了。


今日はここまでにします。明日は、縫製について。

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コメント

さわやかなグリーンのリネン
すてきですね。白いティーポット
との 相性もぴったり!
綿より麻のほうが丈夫というのは
意外でした。そうなんですね。
覚えておこう・・・
売っているものを買おうとすると
なかなか好みの色や柄がないので
サイズの取り方が とても参考に
なりました。

投稿: つれづれ | 2007年7月 6日 (金) 10時28分

つれづれさんにも参考になってうれしいです。本当に素材は麻が最高素材ですね。ちなみにこの麻の布は150幅で1mあたり2500円でした。ちょっと布の値段としては、勇気がいる値段でしたが、布一枚テーブルにかけるだけで、部屋を明るく見せてくれ、家族には好評です。梅雨の時期、雨に任せて園芸はお休みなので、日ごろ気になっていた家の中のことをひとづつ片付けようとしています。

投稿: WENDY | 2007年7月 6日 (金) 23時39分

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