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2007年7月17日 (火)

Beautiful Things 7:サンダーソンのカーテン

もう少しで暑い夏になると思うと、緑に適度に湿り気を与えてくれるこの梅雨っぽい空気もなかなかいいなと防衛本能で思ってしまいます。さて、今日は、カーテンのこと。

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'Oak Tree' Design by J.H.Dearle in1896 Fabric by Sanderson(En)

我が家のリビング ルームのカーテンは、日本のナラの葉とは違うのこぎり葉のヨーロッパ ナラ Quercus robur とどんぐりをモチーフにコットン プリントの生地です。

最近、ヨーロッパ ナラも日本で入手可能ですが、西欧では、この樹は、'King of Oak' と呼ばれ、長寿の樹としてあがめ、また、家具材などにも有用であることから大事にされてきた樹。ヨーロッパとその周辺に生えています。

ナショナル トラストのシンボル マークもこの樹ですね。

近所の公園でどんぐりがいっぱい拾えるので、その雰囲気を室内に伝えてくれるので、この柄にしました。色の黄緑色もベランダの植物の色を取り込んでいるようで、気に入っています。

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産業革命で工業化の進んだ19世紀のイギリスで手工芸の重要性、美しさを唱え、デザイン、制作、販売を手がけたウィリアム モリス(1834~1896)。社会主義者であり、そのような社会をめざそうとするメッセージも発信した思想家でもあった人。とても、熱心に仕事をする人だったらしいです。

そのモリスの元で働き、モリス亡き後は、チーフデザイナーとして、モリス商会の壁紙、布、タペストリーのデザインを手がけたジョン ヘンリー ディールがこのカーテンのデザインをしたそうです。

昔、モリスの展覧会に行った時、紙に鉛筆で描いたモリスの下絵のスケッチがとても印象的でした。それは、モリスが何度も描いたり消したりして、線を決めていった跡が伺え、こうやって、アイディアを練っていったのだということが伺えるとても親近感を感じるものでした。

それまで、完璧なモリスの図案しか知らなかったので、舞台裏をのぞかせてもらった気がしました。

そんな、自然を愛し、生活に取り入れようとデザインし、丁寧に作ったモリスの仕事に共感を感じます。実際にモリスの作った家、庭を見にイギリスを訪れてみたいなあと思う旅へのあこがれも持ちながら、どんぐりのカーテンを窓辺に下げています。

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