Creating Garden 23:School Garden 8:植栽プラン
スクールガーデンの計画を立てた時の進め方を紹介いたします。まだ、一年経っていませんが、先日夏花壇の植え込みを子ども達としたので、ほっとしているところ。記録を残す意味でも、少しまとめてみます。
これは、今回の植栽プラン兼記録図
図面の上にトレーシングペーパーを重ねています。何度も花壇の形など描かなくてもよいように。春花壇の時もこれと同じような形で作りました。
図のまとめ方
① 花壇の大きさをメジャーで計り、ラフな図に寸法を入れておきました。既存の大きな木なども記録し、最後に写真をとっておきました。
② 平面図 学校などの花壇はとても大きいので、縮尺は50分の1。これは、1mが2cmとなります。A4の紙に13.5mの幅の花壇の図が入りました。三角スケールを使うと寸法が分かりやすいです。
③ そして、最初の写真のように②の図にトレーシングペーパーを重ねて、その花壇のイメージを決めて植物を考えていきました。イメージを決めるのは現場で、しばらく考えるのがいいと思います。方角、日当たり、日陰の様子。土の様子などをその場で肌で感じ取ってくることが大切。
④ 花壇Aは、南に向いていますが、イロハモミジやサクラの木陰で、案外しっとりした感じのなので、夏花壇もCool Colour Border 涼しいイメージの花の色を持ってくることにしました。植物の高さも最低2種の差が出るよう植物を探しました。言葉だけでは、私自身も周りの人にも伝えににくいので、種苗会社の昔のカタログ写真を切り取って、トレーシングペーパーの上に並べました。
⑤ 苗の量は、限られた量であれば、慎重に割り出します。種まきしたものがたくさん出来たときは、ポットを仮置きして間隔を調整しました。
花壇B
こちらは、南向きで、通路が南にあるので、今回は、たくさんのヒマワリを植えることに。
Hot Colour Border として、赤系の色、はっきりした色の花を咲かせる植物にしました。
手前はポーチュラカ。
そして、一番大切なことは、大人が全部作業してしまわないこと。子ども達にも作業をしてもらうこと。植物を植えたり、世話をすることで、自分たちの学校をきれいにすることや植物が育ち、季節の花が開く時を楽しみにして過ごすことなど、体験してもらいたいと思っています。
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