季節のBlooming Flower 62:アガパンサス
本当に暑い日差しの中でも、きらきらしたサファイア ブルーの花を開かせ、涼感を一瞬でも感じさせてくれるアガパンサス。
Agapanthus africanus
African Lily
近所の歩道沿いの花壇にこの花がいっぱい植えられて、通り過ぎると思わず、わーっと思ってしまう場所があります。また鉢植えで、全然株分け、植え替えをせずに、数年経過した鉢植えをお持ちのお宅があり、それも開花中は本当に見事です。鉢とアガパンサスのバランスがかっこよくて、私もまねっこで、同じようなDEROMAの鉢植えで、育てて見ることにしました。
丸4年経ちましたが、まだまだ、目標としたお宅のアガパンサスの風情と比べると、青臭い限りです。このように成長は遅いのですが、日当たり、乾燥にめっぽう強く、これから地球温暖化に向けて、このようなタイプの植物が多用されるような気がします。
アルバ 白色も育てていますが、それは、今まで花をつけたことがありません。来年を期待しようと今年もあきらめたところです。
イギリスの雑誌 Homes & Garden にも "Coastal Plants "浜辺の植物 の特集で、南アフリカの原産のアガパンサスが、浜辺の砂交じりの風の強い所で、育っていることを紹介していました。
また、同じく、イギリスのGARDENER'S WORLD という園芸番組で、南アフリカの植物の紹介をしていました。アガパンサス、オステオスペルマム,ペラルゴニウム、エリカ、ネメシア・・など。3世紀ほど前に南アフリカにもイギリスからプランツ ハンターがやってきて、これらの植物をイギリスの持ち帰って、育種していったということです。
その後、バラやパンジーなどの水を多く必要とする植物が、南アフリカでも流行ったようですが、最近は、もとからあった植物が水を多く必要としないで、開花するメリットが見直され、南アフリカ原産の植物が多く育てられているというお話でした。
日本でも、南アフリカ原産、オーストラリア原産、ブラジル原産など気温が高く、湿度の低い所からやってきた植物が多く紹介されるようなってきました。
温暖化で、夏に耐える植物をそれこそ、現代のプランツ ハンターが世界中を探しているのでしょうね。
水鉢の前にアガパンサスを置き、夏の光りと涼しさを演出しています。花火のようにパッと開いています。
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