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2007年3月31日 (土)

The Buds 2:フジの花芽

冬の剪定施肥を行ったフジ。花芽が大きくふくらんでいました。

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Whisteria  

1ヶ月前に冬剪定。本日、大きな花芽が確認されました。この1ヶ月でぐんぐん、大きくなったことに驚き。

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スクールガーデンの花壇のチューリップ、ビオラ、イフェイオン。藤棚のまわりには、サクラの花、モミジの若葉も展開し、春のふんわりした空気が漂っていました。


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2007年3月30日 (金)

Beautiful Books 6:スミレの妖精の唄

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Viola grypoceras  スミレ科 タチツボスミレ

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Viola riviniana
Common Dog Violet

"A DELUXE BOOK OF FLOWER FAIRIES" Cicely Mary Baker

THE SONG of
THE DOG-VIOLET FAIRY

The wren and robin hop around;
The Primrose-maids my neighbours be;
The sun has warmed the mossy ground;
Where Spring has come, I too am found:
The Cuckoo's call has wakened me!


      スミレの妖精の唄

ミソサザイとコマドリは跳ね回り
プリムローズの女の子たちは、私の隣に咲いてます。
太陽が苔のはえた地面を温め
春が来たところでは、私も見つけられますよ。
カッコーの呼び声が私を目覚めさせました!

transrated by WENDY

解釈

まずは、英文のDOG VIOLETについて

なんで、DOGなんてすみれについているのでしょう。

これは、香りのするスミレ 学名Viola odorata 英名 Sweet Violetに対して香りのないこのタイプに差をつけてDog Violetとしたそうです。犬の散歩の路傍でよくみかける、なんて意味でしょうか。

日本では、タチツボスミレ とニオイタチツボスミレ という言い方で差をとどめていますが。ずいぶん皮肉っぽい言い方をするのが、英国らしい感じですね。英国中、森林、ヒース、牧草地帯、石灰質の土壌の地域にも、日向から日陰まで生育しているということです。'青みがかった紫色の香りのないけれどかわいいスミレ’ということで親しまれていることがわかりました。

私の周りでもタチツボスミレは現在いたるところに咲いています。厳密には英国でDog Violetと呼ばれている種類とは違いますが、春先に咲く様子は同じようなもの解釈いたしました。


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2007年3月29日 (木)

季節のBlooming Flower 29:シデコブシ

春の花がいっせいに咲き出したこの頃、今日はモクレン科の中のシデコブシを紹介。

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先日紹介したハクモクレンなどのモクレンとの違いは、花が開き始めると間をおかずに若葉が出てくるということ。

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Magnolia stellata
Pronunciation: stell-AY-tuh Meaning: With spreading, star-like rays
Star magnolia  
シデコブシ

アイボリーのような少しピンクが入っているような部分もあり、なかなかいい!
英名 スター マグノリア と聞けば、なるほどと今思っていますが、和名 シデコブシ 四手辛夷。「四手」とは、しめなわ、玉串などに紙を細長く切ってさげたもの。

私は、今日は素直に お花かわいい!で見ていきました。
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樹高 3m 春の日差しの中、花がきらきら輝いていました。



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2007年3月28日 (水)

Creating Garden 15:スクールガーデン

昨年11月末より、翌春を目指して、計画し、子ども達とともに植え込みを行った花壇。今、花盛り。昨年の様子はこちら

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Blue Border  ブルー系の花と白、黄色のチューリップ、スイセンで構成。

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元からあったイフェイオン、スイセンなどに種まきで育てたビオラ ソルベ などを合わせました。昔植えられた濃いピンク色のチューリップも顔をのぞかせています。その他、ツルニチニチソウ ペリウィンクル ブルー、 ワスレナグサも加え、春のブルー系の花が咲いています。


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Warm Color Border

日当たりの良い、花壇は、赤、モーヴ、ピンク系の花と種まきしたリナリアのミックスカラーから黄色、白が咲きました。

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チューリップが咲き、よりにぎやか。

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2007年3月27日 (火)

季節のBlooming Flower 28:オオシマザクラ

家の前の街路樹にサクラが植えてあるのですが、ソメイヨシノの薄紅色とはまた違う、リンゴの花のような白い花をつけるサクラがあります。このサクラ、実は愛着を最近感じるようになったサクラ。道行く人も、思わず、見上げたり、携帯で写真に収めたり。

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Prunus lannesiana オオシマザクラ

曇りの日に撮影したので、ちょっとシックな感じに写りました。ソメイヨシノの愛らしい感じも好きですが、このオオシマサクラの白い花と黄緑の新しい葉のこざっぱりした感じ、いいな。

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このオオシマザクラ、樹齢40年ぐらいになると思います。樹皮は、黒っぽくなり、かなり車にぶつけられ枝が折れ、ひこばえの発生も多い樹です。

3年前から、少し、株元にジャノヒゲやスイセン、そして季節の1年草を植えるようになってから、そんなに、ケアしたつもりはないけれど、以前より、少し、水や養分ももらえるようになったせいか、老木ながら色つやよく、元気に今年も咲きました。

同じ時期に植えられたと思われるオオシマサクラは、かなり状態の良くないものを見かけます。

京都・円山公園の枝垂桜を代々植樹、管理されている庭師の佐野籐右衛門氏(京都・植籐造園)は、日本、そして世界の桜の健康診断をしながら,悪くなったところを直し自然で健康な状態にする「桜守」の仕事をされています。雑誌のインタビューで読んだのですが、日本では、サクラの花の咲く時期だけ、「桜、サクラ!」と騒いで、あとは、何も樹にしてやらなさ過ぎる、というようなことを言われていました。

本当にそうだと思いました。

特に街路樹として植えられた樹は、雑然とした街を緑で覆う緩衝材のような存在。

電線に触れたり、トラックに枝を折られたり、根がアスファルトを持ち上げたり・・・・。最後に、幹を切られ、切り株だけが、残っているところも時々みかけます。根を掘り上げるのは、むずかしいそうだし・・・。

どうしたらいいのでしょう。

美しい街並みなどとよく言いますが、樹をただ植えただけでは、そうは、ならないのですよね。

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2007年3月26日 (月)

Beautiful Books 5:ネコヤナギ妖精の唄:C.M.B 4

ネコヤナギって不思議な植物ですよね。小さな猫のシッポのようなねずみのような・・・。子どもの頃、どこで見つけたかはあまり記憶にないのですが、時々、手のひらの上にのせ、コロコロなでるように触っていたな。

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Salix gracilistyla
Willow catkin

銀色のふさふさしたものは 花穂[かすい]と言い、花が集まって穂のようになっているもの。黄色いのは、おしべが見えているところ。近所の川辺の散歩で、見かけたネコヤナギ。下の唄を読むと、その日私がネコヤナギの花を子どもに触らせようと一つちぎってしまったことを後悔。自分は、WENDYというニックネームをつけながら妖精を悲しませるようなことをしてはいけないと反省してしまった・・・。

I'm sorry.
'I believe in Fairies !'                Words from "Peter Pan" 

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"A DELUXE BOOK OF FLOWER FAIRIES" Cicely Mary Baker


THE SONG of THE WLLOW-CATKIN FAIRY

The people call me Palm, they do;
They call me Pussy-willow too.
And when I'm full in bloom, the bees
Come humming round my yellow trees.

The people trample round about
And spoil the little trees, and shout;
My shiny twigs are thin and brown:
The people pull and break them down.

To keep a Holy Feast, they say,
They take my pretty boughs away.
I should be glad- I should not mind -
If only people weren't unkind.

Oh, you may pick a piece, you may
(So dear and silky, soft and grey);
But if you're rough and greedy, why
You'll make the little fairies cry.

(This catkin is the flower of the Sallow Willow.)


ネコヤナギ妖精の歌

人々は私を 手のひら と手をさしながら呼びます。
彼らは、私を猫柳とも呼びます。
そして、私がいっぱいに花ひらくとき、
ハチはハミングしながら、私の黄色い木を一周します。

人々はぐるりと私のまわりを踏みつけて
小さい木を台無しにして、そして、叫ぶのです。
私の輝いている小枝は、か細くて茶色:
人々は、引っぱって、折ってしまう。

聖なる饗宴をするためにと彼らは言って、
私の見事な大枝を持ち去ります。
私はもし人々は不親切であるだけではないならば、
気にするべきでないとしてそれを喜ぶべきか

ああ、あなたは(とても愛らしくて、すべすべとして、柔らかくて灰色の)一つを選ぶかも、そうするかも
あなたが荒っぽく、欲張りなら、
あなたは、小さい妖精を泣かせることになるでしょう。

(この尾のような花は、ヤナギ属の低木の花です。)

Transrated by WENDY


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2007年3月25日 (日)

Creating Garden 14:芝 3

幕張メッセで開かれた2007 日本フラワー&ガーデンショウに行ってきました。ちょうど、春の芝の種まきシーズンになるので、勉強しなくてはと思っていた西洋芝についてタキイ種苗のブースでお話があり、聞くことが出来ました。

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2006年4月にコウライ芝の植えにペレニアル ライグラス ピザーズを播いた6月の様子

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2006年9月にWOS(Winter over seeding)をJターフ(トールフェスク、ケンタッキーブルーグラス、ペレニアルライグラス配合)で行ったあと生えてきた芝の10月の様子


WOSの結果、冬も芝生がグリーンを保つことが出来ました。これで、「よしよし」といったところでしたが、今日タキイ種苗の芝の担当の方のお話を聞き、芝の種類による違いなるものを教えていただき、「あっそうか!」ということが数点ありました。

それは、芝には株立ちとほふく性のあるものとがあるということ。これは、上の写真と下の写真にも現れているふさふさとした表面の質感に違いが出ています。

Jターフは、「種まきは、いつでもだれでも簡単にできる。」ように、3種類から6種類の芝の種がブレンドされており、失敗のないようにそれぞれの弱点(耐暑、耐寒、耐陰性など)を補うようにしてあるもの。その反面、芝の質感が出しにくいのかな、と上の写真と下の写真を比較して思いました。

逆に上の写真のペレニアルライグラスでは、アジサイの株元の芝は、アジサイが茂るに連れ日陰になると減衰してしまいましたが、Jターフを播いた秋以降は、日陰でも芝は発芽し、緑を保っていました。

このように、地域の気温や、日射量などいろいろな条件がそれぞれの家の庭で違うので、芝もそれぞれの特性を生かして使っていくとぴったりな種類が見つかってくるのでしょう。

今日、これから、コウライシバの庭にOver seedingする際にすすめていただいた関東近辺に適する芝の種類は、次の種のブレンドです。

①バミューダグラス 'リビエラ' Cynodon dactylon Pers. 'Riviera'
 世界の暖地、熱帯に分布。ほふく茎をよく伸ばし、踏まれても強い。早く芝生が出来る、いう性質

②ケンタッキー ブルーグラス 'ブルーべルベット' Poa pratensisL.'Blue Velvet'
 冷涼な気候を好むタイプ。耐寒性が強く耐暑性はあまり強くない。ほふく茎を出す。ブルーグラス類のムーンライトと同様耐陰性が強いため、日陰で能力を発揮。

①と③ケンタッキーブルーグラス 'ムーンライト'(耐暑性、耐陰性あり)とのブレンドも良いようです。

または、①を春に播き、④ペレニアル ライグラス 'カタリナⅡ'をWOSとして9月から10月に播く方法も。

④ペレニアル ライグラス 'カタリナⅡ' Lolium perenne L.'Catalina'
 ライグラス類は株型。種子の発芽率が非常に早い。カタリナⅡは耐寒性があるので寒地では一年中使用。暖地でもWOSとして使われた場合、移行がスムーズ。

これらの詳しいことなどタキイ種苗のホームページやカタログ類にも掲載されています。

今まで写真や活字で見ただけでは何がなんだかわからないというのが本音でした。

今日は、タキイ種苗の芝のことが詳しい方にお会いできて本当によかったです。少しは、前より、芝のことがわかってきたような感じです。

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2007年3月24日 (土)

季節のBlooming Flower 27:カンザクラ

休みの日にPaPaが散歩してきた写真を撮ってきてくれた中に、この桜の写真がありました。実際にその場所に行こうと思ってから10日あまり経ち、やっと対面。

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Prunus × kanzakura カンザクラ 寒桜

ソメイヨシノより小輪で、色は淡紅色。これは2007年3月10日の写真なので、早咲きです。こうやって、最初は名前が良く分からなかった桜でしたが、候補がカンザクラ、エドヒガン、コヒガンの3樹種に絞られました。

石川県林業試験場樹木公園のさくら図鑑は、品種名を調べるのに便利です。

エドヒガン、コヒガンは、萼筒が丸くふくらむのが、この系統の特徴なので、カンザクラとは、花のつけねの形が明らかに違います。

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2007年3月21日 ちょうどお彼岸の日の撮影

お彼岸に見たため、他のさくらの名前も出てきましたが、これは、カンザクラのようです。今年から、日ごろ、「さくら」の一言で片付けていたサクラの呼び方を少し、通っぽく言えるかな?

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2007年3月23日 (金)

Beautiful Books 4:春の魔法:C.M.B 2

シセリー メリー ベイカーの本をめくっていると春の訪れの詠った詩がありました。

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     Spring Magic

The World is very old;
   But year by year
It groweth new again
   When buds appear.

The World is very old,
And sometimes sad;
But when the daisies come
The World is glad.

The World is very old;
But every Spring
It groweth young again,
And fairies sing


Written by Cicely Mary Baker

   春の魔法

世界はとても年をとっているの
けれど 毎年つぼみが見えるとき、
また新しく生まれ変わるの

世界はとても年をとってるの
時には悲しみも
けれど デイジーの花が咲くとき、
世界は喜びに満たされるの

世界はとても年をとってるの
けれど どの春にもまた若さを取り戻し、
妖精たちは唄うの

Translated by Wendy

挿絵には、スイセン、サクラ、キングサリ、ツルニチニチソウ、プリムラと春の妖精が描かれています。
花の色は、イエロー、ぺりウィンクル ブルー、桜色


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Vinca minor ツルニチニチソウ
Common Periwinkle

ペリウィンクル ブルーと色名にも使われるほど、美しいラベンダーブルー。パステル インディゴとも。

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2007年3月22日 (木)

Creating Garden 13:芝 2

昨年の11月末に作業を終えたSaraの庭に久しぶりに伺った。そのとき、冬を迎えるので、芝の種を蒔かないで、春になったら、きれいに蒔きなおそうと思っていた部分。多少、手元に残っていた種を蒔いておいたら、なんと雑草のように青々と茂っていました。

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2007年3月24日の様子

芝の種はペレニアルライグラス・ピザース
冬の寒風に吹き飛ばされ、だめであろうと思っていましたが、なんだか植物の生命力に関心してしまった!


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2006年12月3日の様子

モミジの落ち葉も庭に落ちていた頃の様子。地面の傾斜を調整し、砂利を入れて付き固めた状態。これから、既存のコウライ芝との段差をなくすために砂の多い土を入れてから、種まきをもう少ししたらするといいと思っています。

これからはタキイ種苗のJ ターフを使用する予定。
草種3~6品種が混合されており、年中グリーンが期待できる。
(トールフェスク、ケンタッキーブルーグラス、ペレニアルライグラス配合)。

「タネまきはいつでもだれでも簡単にできます。」とのことです。


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2007年3月21日 (水)

Beautiful Books 3 :ナズナ:C.M.B 3

川原の散歩に出かけると、春の野草ものびのびうれしそうに太陽の光りに向かって咲いていました。今日は、ナズナ。

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Capsella bursapa- pastoris
Shepherd's Purse

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Cicely Mary BarkerのFlower Fairliesの中にもナズナが登場しています。
なぜ、別名 羊飼いの財布というのか、この詩でわかるので紹介します。


THE SONG of THE SHEPHERD'S PURSE FAIRY

Though I'm poor to human eyes
Really I am rich and wise.
Every tiny flower I shed
Leaves a heart-shaped purse instead.

In each purse is wealth indeed
Every coin a living seed.
Sow the seed upon the earth
Living plants shall spring to birth.

Silly people's purses hold
Lifeless silver, clinking gold;
But you cannot grow a pound
From a farthing in the ground.

Money may become a curse:
Give me then my Shepherd's Purse.

羊飼いの財布の妖精の詩

人の目からすれば、私は貧しいのですが、本当はお金持ちで、賢いのです。
私が落とした小さな花は、代わりにハート形の財布を残します。

本当に、どの財布の中も富んでいて、どのコインも生きている種
種を大地ににまくと、生きている植物は芽を出すでしょう。

愚かな人々の財布は、輝きを失った銀、チリンと鳴る金だけです。
けれど あなたは土の中で1ファージング銅貨を1ポンドに育てることはできません。

お金は災いになるかもしれません:
その時、私に羊飼いお財布をくださいね。

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2007年3月20日 (火)

季節のBlooming Flower 25:イフェイオン

ハナニラと呼ばれるイフェイオン。現在、花盛り。

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Ipheion uniflorum
Spring Starflower

スクールガーデンを11月に耕した時、いやというほど、繁殖していました。掘り上げると、ニラの匂い、または、'Onion'の匂い。ほとんど雑草のようでしたが「ハナニラ、ハナニラ」と匂いを信じて花壇の縁に植え直しました。春を待っていたところ、ご覧の通り、太陽の光りに向かって星型の花を咲かせています。

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Mar.07.2007 2週間後 Mar.23.2007

薄く、紫が入った色。ウィズレー ガーデンで色の濃いものを選抜した'Wiseley Blue'はもう少し、青紫がかっているのでしょう。

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2007年3月19日 (月)

季節のBlooming Flower 24:スイセン 3 Narsissus

スイセンの3回目。RHSのスイセン Narsissusの分類の11 Division 11 にSplit-cupped 切れ込みのあるカップ咲き という分類があります。イラストを見ても、写真を見ても、ほとんど、こんな花見たことがないと思っていましたし、球根でもこんなタイプは売られているのを見たことがないような気がします。

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Narsissus 'Belcanto'
              (Div.11a)

実は、単なる形の変わった花だと少し驚きながら、見ていたスイセン。身近なスクールガーデンに咲いていました。

カップの切れ込みは、花びらに反り返るぐらいに接しており、不思議な感じです。

自然に交配して出来たものか、球根で植えられたものかわかりませんが、よくよく花を見ると、こんな発見もあり、おもしろい!

球根は、咲いたときにしか、区別がつかないので、目印の名札でもつけておき、カリ分の多いお礼肥を与え、葉が黄ばんできたら、堀り上げようと思っています。この花後の生育が来春の花つきに関わってくるそうです。

来春、同じ種類ごとのスイセンの群落にしたいと思っているのです。

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2007年3月18日 (日)

季節のBlooming Flower 23:スイセン 2 Narsissus

ベランダガーデンにもスイセンを植えた寄せ植えがあり、家の中から、日ごとに花芽が上がっていくのが見えました。スイセンについて、ナルシストという言葉の語源になったということが言われますが、どうして、他の花ではなくスイセンなのだろうと思っていました。


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ちょうど、コンテナーの横に水鉢を置いていたところ、その謎が分かったような気がしました。

スイセンの花芽は薄い皮のようなものに包まれだんだん茎が長くなっていきます。その形は、人が立っているときのようなシルエット。ある日、頭をうなだれるように花芽が下のほうに傾いていきます。その状態の時、今回ちょうど、その方向に水鉢があり、スイセンの花芽が水面を覗き込んでいるように見えました。

ギリシア神話の美少年が泉に映る自分の姿を映して、見入ってしまったところ。


そして、開花

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ギリシア神話では、とうとう、その男の子をスイセンにしたというくだり。


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この花もずっと下向きのまま、ぱっと魔法をかけられたように、変身していました。

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2007年3月17日 (土)

Beautiful Books 3:水仙の妖精の詩

以前にも紹介した、シセリー メリー ベイカーの妖精の本にある水仙のところを紹介いたします。

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     THE SONG of
   THE DAFFODIL FAIRY

I'm everyone's darling:the blackbird and
  starling
Are shouting about me from blossoming
  boughs;
For I , the Lent Lily, the Daffy-down-dilly,
Have heard through the country the call to
  arouse.
The orchards are ringing with voices
  a-singing
The praise of my petticoat, praise of my
  gown;
The children are playing, and hark! they are
  saying
That Daffy-down-dilly is come up to town.


"A Deluxe Book Of Flower Fairies" Written by Cicely Mary Baker

  

  水仙の妖精の詩

私は皆に愛されているの

クロウタドリとムクドリ

花開く枝から私を大きな声で叫んでます

四旬節のユリ、スイセンと

国じゅうから私を目覚めさせる声を聞いたの

くだもの畑では歌声が一つ響いています

私のペチコートのほめ言葉、私のガウンのほめ言葉。

子どもたちが遊んでいるわ。そして聞いて!

スイセンが町まで来た、って言ってます。

訳 Wendy


Lent lily Lentはキリスト教の四旬節 今年で言えば、2月21日のAsh Wednesday から4月7日の Easter Eve までの日曜日を除く40日間をいうそうです。ですから、その頃咲く、Lily ユリのような花という意味でスイセンのことを形容したもの。学名は、Narsissus pseudonarcissus(soo-doh-nar-SIS-us)。絵のようなペチコートの上に花びらのオーバースカートがふんわりかぶっているような咲き方をします。

That Daffy-down-dilly is come up to town.
 Mother Goose's Nursery Rhymes 「マザーグース童謡集」)からの引用。この後に一文続いています。

  Daffy-down-Dilly is new come to town,
  With a yellow peticoat, and a green gown.

daffy は「ばかな」 dillyは「すばらしい」の意味。皮肉っぽいところがマザーグースの童謡らしい。スイセンの発音daffodil /dǽfədìl/とこのDaffy-down-dillyという造語をかけたているということ。


というわけで、スイセンは春を告げる花の代表格。Wales ウェールズの象徴の花でもあるそうです。

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2007年3月16日 (金)

季節のBlooming Flower 22:スイセン Narsissus

ここ数日、寒の戻りとなり、今日も外は日中13℃、夜は7℃となっています。朝から、先日、戸外に出した亜熱帯植物類をやはり室内に入れました。そんな今日この頃、元気に咲いていたのは、すいせんたち。

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Narcissus 'Fortune'
Daffodil  
Meaning: From the Greek word meaning to numb, numbness Pronunciation: nar-SIS-us

日本では、あまり品種名で呼ばないで、「すいせん、すいせん」で片付けてします。日本水仙、黄水仙、ラッパ水仙などとは言うけれど。

この黄色の花びらに山吹色のカップの'フォーチュン'?は、春先遠くから見てもよく目立ち、毎年はっとさせられます。春先のまだ木々がようやく芽を膨らませた頃、元気に黄色の花が風に揺れて、すっくと咲いている様子。春が来た、うれしい!という気持ちを表現するのにふさわしい花。

スイセンは、真ん中のカップのように見える副花冠の長さ、形によりRHSの『Encyclopedia of PLANTS & FLOWERS』では、11種類に分類しています。この'フォーチュン’は、Division 2のLarge-cupped(大杯)に入ります。

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Narsissus 

これは、Div.1 Trumpet (トランペット咲き)の属するもの。副花冠が、長いのが特徴。花びらの長さの3分の1以上の副花冠の長さがあるものを Div,2 Large-cupped (大杯咲き)といい、3分の1以下のものを Div.3 Small-cupeed (小杯スイセン)といいます。

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Narusissus Div.2

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Narcissus tazetta var. chinensis

これは、ニホンスイセン。12月ごろから開花する早咲きのタイプ。分類は、Div.8 Tazetta (房咲き)。白い'ペーパー ホワイト'は、アメリカのスミス&ホーケンのカタログによく登場しており、欧米では、ポピュラーなものなのだろう思い、ニホンでは'白房咲き種'という名で売られているので、以前、植えたことがありました。

この他、Div.4 Double (ダブル咲き)、Div.11 Split-cupped (a)Collar カップに切れ込みがあり、花びらと同じ大きさに広がったものなどを今期見ました。合わせて、5種類。日ごろ、スイセンの一言で片付けていたスイセンくんたち。これからは、もう少し、注意してあげようと思っています。


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2007年3月15日 (木)

暮らしの中のMy Work 15:クロスステッチで飾るメッセージファイル

子どもが幼稚園を卒園するとき、お世話になった先生方へ、メッセージファイルを贈りました.。同じ図案を8人のお母さんが刺繍しました。クロスステッチのいいところは、刺し方の個性が表立って出ることなく作品が仕上がること.。初めてでも大丈夫。なんだかパズルを埋めるように、せっせと仕事が進められます。ただし、目がかすみますが・・・。

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名前もクロスステッチのアルファベット サンプラーの図案を基本に、それぞれのお名前を刺しました。布の1目が何ミリ方眼か計り、方眼紙やエクセル ファイルで、実寸大の方眼紙を用意し、図案の位置、文字の配置のバランスを考えながら、計画していきました。

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カバーに仕立てる時は、本屋さんでかけてくる紙のカバーのように折り、まつるべきところは、まつり仕上げます。
これは、クラスカラーのパイピングテープを縁にはさみました。アクセントになり、仕上がりも引き締まりました。

ピンクのサテンのリボンも表裏表紙のウラに縫いとめて、キュと締められるようにしました。

この刺繍、2~3週間で仕上がり、縫製をし、1ヶ月ぐらいで完成しました。

この大作のあと、「私の刺繍人生は終わった。」といった方や、これよりもっと難しい橋本不二子さんの水彩画からおこしたクロスステッチの作品に取り組んだ方などいらっしゃり、なかなか努力を要しましたが、きれいなバラのブーケを縫い上げた素敵な作品になりました。

余裕があれば、子どものアルバムの表紙などもこの方法で、年度別に作ったりすると、愛情がこもっていていいなあと思いながら、なかなか、作ってあげていない今の私です。

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2007年3月14日 (水)

The Buds 1:アジアンタム

桜の開花予想が訂正になったそうですね。ベランダの落葉した低木や宿根草などもそういえば、そんなに、ぐいぐいと芽を伸ばしていると感じれないものもありまして、やっぱり春はゆっくりやってくるのねと思う今日です。
今年の春は、昨年入手した植物の初めての芽だしを見れる機会で、私にとっては、新鮮!

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Adiantum raddianum
アジアンタム

冬の間、戸外で、すっかりぱりぱりになっていたアジアンタム。ふと見ると、直径1mmぐらいのぜんまいのような芽がでていました。アジアンタムはFerns シダ類 のワラビ科。なんとなく、葉ものとして、寄せ植えに入れていましたが、この姿を見て、「あなたはシダ植物だったのね。」と生物で習った植物の進化の図を思い出し、驚いてしまいました。

こんな芽だしの頃の植物の姿が今、いろんなところで見えます。少し、地味な話題ですが、何種類かこれから紹介しようと思っています。


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2007年3月13日 (火)

季節のBlooming Flower 21:カメリア Camellias

近所の高台の公園は、とても好きです。休みの日に散歩するのに気持ちがいい!宅地開発したときに残した高台の場所で、冬は富士山の頂上がはっきり見えます。植樹した木々も40年は経過しているので、うっそうとした感じがナチュラルで貴重です。北側斜面の散策路には、数種類のツバキ群 Camellias カメリアが植えられていて、冬は寒いのですが、花に誘われて、自然に足が向いていきます。

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Camellia japonica  'Otome'

乙女は今年は1月ぐらいから咲いていました。愛らしい花です。

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ツバキに関するRHSの"Encycropedia of Plants & Flowers"によれば、イラストつきでバラのように花型による分類がのっています。簡単にそれを紹介すると、

Single 一重咲き 浅いカップ状の花びらの数が8枚以下で一重に並んでいるもの。おしべがはっきりと突き出しているもの。
Semi-double  半八重咲き カップ状の花びらが9~21枚規則的、または不規則に2重に並んでいるもの。おしべが突き出しているもの。
Anemone   アネモネ咲き (唐子咲き) 
Peony-form  牡丹咲き (ピオニー咲き)
Rose-form  八重咲き(ローズ咲き)
Formal-double  千重咲き
Irregular double 特異な花型

この'乙女'は、フォーマルダブル。茶花として有名な'ワビスケ'はシングル。カメリア(ツバキ群)の中で子房が無毛なのがツバキ。有毛なのが、サザンカと区別されています。カメリアは、交雑が容易なので、種間雑種がたくさん生まれているので、洋風な名前のついた品種が図鑑にはいっぱいのっていました。日本の椿と思っていましたが、かなり、国際デビューを果たして成功しているようです。


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2007年3月12日 (月)

季節のGarden Work 46:メダカの水槽の掃除

冬の間は日差しはベランダの奥までよくあたっていたので、隅にあるベンチの上に置いておきました。もうそろそろ、春分。日当たりも角度が変わってきたので、場所を移動。合わせて、植物の手入れ、そうじをしました。

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Dichromena colorata
ディクロメナ コロラタ
Shooting star シラサギカヤツリ シラサギノマイ

先端部に白い星のような花をつける草。見た目にも涼しげで、このように水槽の底に入れた土に植え、株元がつかっていても生育する抽水植物。ご覧のように冬は、枯れた部分も多くなりました。

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水槽をよくのぞけば、新しい葉が出てきているので、ばっさりはさみでカットしました。その他、ブランケット ウィードと呼ばれる藻が増えているので、剪定したほかの木の小枝などで取り除きました。

黒メダカとタニシが生育しています、動きが活発になると藻を食べるので、もう少し、水もきれいに澄んでくるでしょう。

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2007年3月11日 (日)

Useful Tools 4:種入れ缶 Seeds Can

私が種入れ缶 Seeds Can として使っている紅茶の缶。とても便利なので紹介します。

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トワイニングの紅茶の缶。ちょうど、種袋が、入る大きさです。これは、アール グレーですが、このシリーズの缶ならば、何でもいいのです。その他、苗のタグは、難しい学名を反復暗記したり、裏面の栽培情報がとても役立ちます。その他、名札やサインペンなどを入れるのも便利。かつて播いた種袋なども、たとえ失敗しても教訓のために残しておくのにもいいです。必ずココに入れると決めておくのにちょうどいいわけです。


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以前にも紹介した、Plasuti-kote社(US) 販売 安田金属工業のハンマーフィニッシュのシルバーで塗装。
これは、乾くと表面をハンマーでたたいたような仕上がりになる不思議な塗料。
紅茶の缶の色も素敵だけれど、やはり園芸の場では植物を引き立てるためにも、これぐらいに押さえたい。

今日で、6個目になりました。春まき、秋まき、タグも花、葉ものなど分けます。


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2007年3月10日 (土)

季節のBlooming Flower 20:ペラルゴニウム Pelargonium

ペラルゴニウムの花が咲き出しました。昨年秋に作ったハンギングバスケットに入れたものです。冬の間は、お休みしていました。

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Pelargonium peltatum
Ivy Geranium, Ivy-leaf Geranium ペラルゴニウム ペルテイタム 'フィレデドレスデン'

pe-lar-GO-nee-um v   実の形がコウノトリ pelargos ( Gr) に似ているところから。
pel-TAY-tumv  葉の形が盾に似ているという意味。

ペラニアムと英語では発音するようです。そのまま英語圏で、ぺラゴ二ムと発音すると通じない!ラテン語、ギリシャ語発音のままにカタカナ表記になったものもあるようですが、キャメラがカメラと日本語化しているように英語圏では伝わらない!私も園芸の国際化をめざして、英語で通じる植物名を覚えたいと常日頃、思っているのです。

ペラルゴニウム属(テンジクアオイ属)は、排水性の良い土と日当たりを好む南アフリカ原産の植物。おなじみのゼラニウムを含む仲間たち。そうそう、ゼラニウムもジェニアムと発音しないと伝わらない!


RHSの本では、5つのグループに分けています。
1 Zonal (帯状の) 普通のゼラニウム 葉に帯状(zonal)の模様があるタイプ。花はシングル、ダブル。
2 Regal (王者の)  シュラブになり、葉は深く切れ込み、花はトランペット状。
3 Ivy-leaved   つながった(trailing)植物でハンギングに向く。葉は裂片。
4 Scented-leaved 小型。葉に香りがあるタイプ。不規則に星型の花をつける。
5 Unique Regalのような低木状。葉はいろいろな形。花は明るい色で、絶え間なく咲き続けるタイプ。

今日紹介しているのは、3のアイビーリーブのタイプ。

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現在の様子。側面の真ん中は、タキイ種苗 ビオラ F1 ビビ マンゴーアンティーク

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昨年10月25日の様子、ランタナ カマラが開花していました。全体的に暖かい秋色暖色系で植え込み当時はまとめていました。ペラルゴニウムの上がりが冬場は良くなかったので、開花期が、少し揃いませんでした。ハンギングバスケットの取り合わせは、よくよく開花期を調べないといけませんね。


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2007年3月 9日 (金)

季節のGarden Work 45:ラベンダーの剪定

鉢植えでラベンダーを育てています。種まきして育てたラベンダー。形がおかしくても自分でここまで育てていると、とにかく大事。

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Lavandula angustifolia 'Hidcote Blue'
Pronunciation: an-gus-tee-FOH-lee-uh Meaning: Narrow leaf

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ヒドコートは、ラベンダーの香りが強く、シルバーグレーの葉がおしゃれ
いわゆるイングリッシュ ラベンダー。白、ピンクもあります。ドライにしても香りが強く残ります。

剪定時期は、花後と春先。春先の剪定については、枝先に葉が残っている状態で、短く刈り込みます。

用土については、以前に趣味の園芸で紹介された配合にしたところ、毎年調子がいいので、紹介します。

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用土の配合

火山礫 日高砂や桐生砂土 8
ピートモス  2

このようにしたところ、水はけがよく、乾燥気味に育てることができました。


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2007年3月 8日 (木)

季節のGarden Work 44:フジの寒肥

フジのことについて調べていたら、NHKの番組「プロフェッショナル」で、見た塚本こなみ園長さんがいらっしゃる大藤で有名な あしかがフラワーパークのホームページを見ることがでました。

2月下旬に寒肥を施している作業日記があり、ものはためしとスクールガーデンのフジに対して、時期がだいぶ遅いのですが、肥料を施してきました。

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フジのまわりにひろがっている根に対して肥料を施すために、10箇所以上は穴を掘りました。


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今回、寒肥としては、フジがマメ科の植物であり、窒素分を作り出す根粒菌が根のまわりに共生しているので、あえて窒素分の多い、肥料は少なめにしました。

左から、混合リン酸肥料、魚粉米ぬか入り醗酵油粕、馬ふん堆肥、クン炭

これらを穴に入れ、埋め戻し。

このフジ、幹は直径20cmぐらいある古木。2週間前から急に手入れし始め、いきなりいい花を咲かせられるとは、思っていませんが、少しでも、調子が良くなり、4月下旬から5月に開花に、良い花が咲けばなあと思っています。

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2007年3月 7日 (水)

Useful Tools 3:草抜きフォーク Weeding Fork

春の野草は、今、ものすごい勢いで成長しています。同じ花壇を写真にとっていたら、1週間足らずで、土がむき出しの場所だったところが、青々とした柔らかそうな野草に覆われ始めていることに気付きました。ひゃーたいへんだ!

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March.1.2007               March.7.2007

チューリップの成長もわかりますが、草の成長もめざましいののがあります。この花壇、昨年11月、苦土石灰をまいて、バーク堆肥と赤玉土を入れ、土壌改良し、しっかりガーデンフォークで耕しているので、草も元気。土が柔らかいので、手で草を抜くのも容易い!おもしろいようにホワッと抜けます。

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Burgon&Ball Weeding Fork  (UK)
バーゴン&ボール  ウィーディング フォーク

がっちりとタンポポのように、冬の間からロゼット状に硬い地面の上にでも生えていたものは、こんな道具があると助かります。これを手に入れたとたん、むしろ積極的に草抜きをしたくなってしまった前向きな道具です。

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使う時は、草の中心にぐさっとフォークを差込み、てこのように押し上げたり、ぐるっと株元にさしたフォークを回して根を掘り上げます。特にタンポポには、こんな道具があれば、作業が楽になります。これは、さびないステンレス製、道具をかけるための皮紐もついて、なかなかおしゃれで便利なおすすめ草抜きフォークです。

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2007年3月 6日 (火)

季節のBlooming Flower 19:マグノリア

先日、つぼみが膨らんでいるなと思っていたマグノリアが今日、咲いていました。いよいよ、春の開花シーズンが本格スタートといったところでしょうか。

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Magnolia denudata (mag-NO-lee-uh) (dee-noo-DAY-ta)
Yulan Magnolia, Tulip Tree  ハクモクレン

白いモクレンなのでハクモクレンで、名前は落ち着きそうですが、モクレン科 の仲間で似ているコブシの花や雑種の花 ハナコブシなどあり、どんどんわからなくなりました。

何でも、コブシの花びら(花被片)9枚のうち外側3枚はとても小さい。また開花すると若葉が一枚出てくる。といった特徴があり、これとは違います。

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3月2日 つぼみが膨らんできたことに気付いた頃

早春、木々たちは、地面から水を吸い上げ、芽吹こうと活動を始めています。昨晩の「夜来風雨の声」はすごかったけれど、しっかり水分を落としていってくれた雨に植物は喜んでいるように見えた今朝でした。

私は「春眠暁を覚えず」状態です。


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2007年3月 5日 (月)

季節のBlooming Flower 18:クロッカス Crocuses

つるバラ ムーンライトを植えている樽の鉢に去年10月にクロッカスを植えておきました。ここ2日前から咲き出し、部屋から見ても、株元が輝き、きれいです。

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Crocuses 'Blue Pearl'
このクロッカスは、縁は薄青紫、中心に向かって、白くなり、輝いてみえます。

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C. 'Blue Pearl'
クロッカス 'ブルー パール'

入手したのは、ボナフィオリアさんの10球入りの袋のものでした。
ここは、特に園芸品種名、例えばチューリップの中の'アプリコットビューティー'、'アンジェリケ'など日本でも色、花形で人気のある球根、また、珍しい球根をたくさん扱っていらっしゃいます。ラベルを見ると、どれも自分の庭で育てたくなるような花たちばかり。


クロッカスのカラーバリエーションは、白、ピンクがかった藤色、濃い紫、クリーム色('クリーム ビューティー'がかわいい)、そして黄色。模様も絞り模様('ピックウィック')や羽のような模様など。

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植え付けは秋。球根の高さ2~3個分ぐらいの深さに植えます。群植の場合は、植えるあたり一帯を広く掘り、間隔のバランスを見ながら球根を置き、一気に手で埋め戻す、という方法が便利。この方法のほうが、「さっき、どこに植えたのか分からなくなった。」なんてことに悩まされなくていいです。地植えチューリップなどもこの方法が便利。

クロッカスは、今年の球根の上に新しい球根が出来るので、しっかり深く植えておくといいそうです。花後、お礼肥え。掘り上げる場合は、葉が黄色くなってから。そのまま数年は、埋めっぱなしで大丈夫ですが、込み合ってきたら、堀上げ、分けましょう。

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C.vernus 'Remembrance'

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C.vernus 'Pickwick'

これは、スクールガーデンで咲いていた以前に植えられ自然に開花したクロッカス。天水のみの乾燥したところでも自然に開花出来ています。

このクロッカスは、かわいいのですが、あまりにもひょんなところから顔を出しているので、今年は、開花後、堀り上げ、木の下のほうにでも群植しようと思っています。イギリスの園芸本で'In the Green'緑の中に植えましょうという言葉があるように、まわりは、緑の芝のようなところから、顔をのぞかせているほうがいいと思うので、これから、芝、セダム等で周りを緑にしたいなあと思っています。


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2007年3月 4日 (日)

Beautiful Things 3:千住博展

今日が最終日であった千住博展 -フィラデルフィア 「松風荘」襖絵を中心に-を2月の上旬に見に行っておりました。やはり、素晴らしかったので、ご紹介いたします。

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Fusuma Painting of Philadelphia's Shofuso

会場に入ると、まだ、木枠などなく、仕立てられていない状態の襖絵が、会場の壁面に展示されていました。部屋は薄暗いのですが、この静かに、豊かに流れ落ちる滝の水面あたりにライトがあてられ、視線を集中させられました。

何種類もの滝が流れ落ちる様が、部屋を取り囲むように飾られ、圧倒され、最初言葉を失った状態でした。今、思うと、絵を見ながら、聞こえるはずのない滝の音を心に響かせようとしながら、見ていたのかもしれません。


部屋の中心には、日本庭園においてあるような長いすが置いてあり、私も座ってただ、ぼーっと滝の絵を眺めていました。

オランジェリー美術館の壁面を飾るモネの「睡蓮」の絵に囲まれた時のような、自然の中に素直に身を置いた気持ちになり、千住博さんは、「日本のモネ、印象派だ。」と思わす、口走ってしまいました。


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千住博さんの絵に初めて見たのは、求竜堂から出された画集。ハワイの溶岩台地を何枚も何枚も描いたもの。その頃、私は自然の美しさに比べれば、人間の作り出す作品は足元にも及ばないのではと自分自身の油絵制作のモチーフに悩んでいたころでした。こげ茶色っぽいモノクロームな絵は、自然の作り出した色、形に敬意を払い、それを画面に反映したいとひたむきに挑戦的に画家が描いたところが心に残る絵でした。

今回の作品展では、学生時代の作品も展示され、千住さんも絵のモチーフについて試行錯誤された末、最近の作品群が生まれてきたことがうかがうことが出来ました。

いつの時代でも、人の心を捕らえる作品はそれを作り出す人のひたむきな心を反映するもの。ただ、「きれいだから。」と美術作品を見ることも多々あると思いますが、その人の生き様も重ねて見ていくことで人として共感を覚えたり、勇気付けられることがあります。それこそが、本当は作品を見せてもらうことの意味だと思っています。

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2007年3月 3日 (土)

Beautiful Things 2:浄法寺塗り 朱塗り大鉢

今日は、雛祭りだったので、ちらし寿司と蛤のお吸い物を作りお祝いしました。ちらし寿司を盛るのにこの漆器を毎年使います。

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朱塗り大鉢 南部漆器 浄法寺塗り (岩手県 花巻市 漆器の君塚)

これは、木地の厚味がかなりあり、丸みを帯びた形。持つとぽってりしています。またそのシンプルさが、現代生活にも取り入れやすいところが、とても気に入っています。漆の朱の色も決して派手すぎず、いい色。

偶然、旅行した際にこの器に出会いました。そのとき、本当にきれいだなとショーウィンドウを覗き込んでいました。それは、私にもこの器は使えそうな気がしたからでしょう。

今回、紹介するのあたって調べると、その魅力の秘密がわかったよう。

岩手県の浄法寺一帯は、国内でも有数な良質な漆の産地で、その量も豊かであったため、1000年前から、漆器がさかんに作られるようになったそうです。また、北国でたくましく育ったケヤキ、トチ、ホオなどを木地として使っていきます。職人さんがろくろできれいに削り、使い勝手の良い形に成形します。何度も何度も時間をかけて漆を重ねていく技は、本当に自然の恵みを有効に利用した、人間の知恵と美意識から生まれたもの。

現在国内で使われている漆の99%は輸入。浄法寺塗りのように、漆から地域で生産しているところは、稀。この地域の方々が大切に育てた漆を大事に漆器製作に使っている愛情が、何も知らなかった私にもちゃんと伝わっていたのだと気付きました。

漆は、器の表面につやのある美しい塗膜を作りながらも、木地の調湿性を妨げない、素晴らしい表面仕上げ塗料。英語で漆を lacquer または、 japan というそうで、この漆工芸は本当に日本を代表するもの。私たち自身もそれを知り、大事にしていきたいクラフトだと思いました。

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2007年3月 2日 (金)

季節のGarden Work 43:藤の冬剪定 2

藤の冬剪定(バラで言うと強剪定)を行いました。Stem ステムの長さ8~10cm 芽を2~3芽つけてというRHSの本より、先日行った作業のやり直し。

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Wisteria フジ 樹齢30年ぐらいでしょうか。

花芽は、枝元につくので、開花期はその部分のみで良いといった考え方。バラの剪定のように、芽の上5mmぐらいを芽に平行な角度で、剪定。長さ8~10cmぐらいに。

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作業後 2月28日作業より短く剪定しました。

また、枝が、棚に平行になるように麻紐で結びました。

初めての剪定作業。開花期が楽しみです。


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2007年3月 1日 (木)

季節のGarden Work 42:3月の仕事

イギリスの雑誌 GARDENS ILLUSTRATED のカレンダーから3月の仕事を紹介いたします。イギリスの気候は、日本より冷涼なので、園芸作業の月ごとの進め方に違いがあると思いますが、参考まで。

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Corylus avellana 
(KOR-ih-lus) (av-el-AY-nuh)
英名 Hazel nuts へーゼル ナッツ 和名 セイヨウハシバミ

まさか、これがあの香ばしくローストされ、かりっとおいしいヘーゼルナッツの雄の花だったとは!ということで、辞書をひき引き、調べている私です。雌雄同株で雌の花はとても小さく赤いよう。晩冬から早春にかけて開花するカバノキ科の植物です。花といってもなんだかモールがぶら下がっているみたいで、おもしろいですね。

MARCH TASKS :3月の仕事

● 戸外での種まきの準備と草抜き(weeding)を始めましょう。
● 収穫に適した野菜と花の種を蒔きましょう。
● 込み合った宿根草を株分けしましょう。
● 夏用の球根を植えましょう。
● スノードロップの花後、掘り上げ、込み合ったものは、分けましょう。
● バラは枯れた枝や、傷んだ枝、病気になった枝などを取り除き、きれいにしましょう。
● 常緑の低木やコニファーの移植に良い時期です。
● 挿し木のための枝を準備しましょう。休眠(dormant)中の植物の根切りをしましょう。
● 3月半ばからカタツムリとナメクジと闘う生物制御(biological control)を使い始めましょう。

解釈

1. コニファーの移植について、この時期だとOKとしている点は、重要。
2. バイオロジカル コントロールについて これは、天敵を放つといった形で害虫(人間が栽培している植物へ被害を及ぼす生物)を駆除していく方法。アブラムシには、テントウムシの幼虫や成虫が天敵といった関係にあたる生物を使う方法。ナメクジにには、センチュウが良いそう。ここら辺は日本では一般的にはまだまだと思いますが、さすがイギリスの園芸雑誌。化学薬品をまきましょうとは、言っていませんね。


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