季節のBlooming Flower 22:スイセン Narsissus
ここ数日、寒の戻りとなり、今日も外は日中13℃、夜は7℃となっています。朝から、先日、戸外に出した亜熱帯植物類をやはり室内に入れました。そんな今日この頃、元気に咲いていたのは、すいせんたち。
Narcissus 'Fortune'
Daffodil
Meaning: From the Greek word meaning to numb, numbness Pronunciation: nar-SIS-us
日本では、あまり品種名で呼ばないで、「すいせん、すいせん」で片付けてします。日本水仙、黄水仙、ラッパ水仙などとは言うけれど。
この黄色の花びらに山吹色のカップの'フォーチュン'?は、春先遠くから見てもよく目立ち、毎年はっとさせられます。春先のまだ木々がようやく芽を膨らませた頃、元気に黄色の花が風に揺れて、すっくと咲いている様子。春が来た、うれしい!という気持ちを表現するのにふさわしい花。
スイセンは、真ん中のカップのように見える副花冠の長さ、形によりRHSの『Encyclopedia of PLANTS & FLOWERS』では、11種類に分類しています。この'フォーチュン’は、Division 2のLarge-cupped(大杯)に入ります。
Narsissus
これは、Div.1 Trumpet (トランペット咲き)の属するもの。副花冠が、長いのが特徴。花びらの長さの3分の1以上の副花冠の長さがあるものを Div,2 Large-cupped (大杯咲き)といい、3分の1以下のものを Div.3 Small-cupeed (小杯スイセン)といいます。
Narusissus Div.2
Narcissus tazetta var. chinensis
これは、ニホンスイセン。12月ごろから開花する早咲きのタイプ。分類は、Div.8 Tazetta (房咲き)。白い'ペーパー ホワイト'は、アメリカのスミス&ホーケンのカタログによく登場しており、欧米では、ポピュラーなものなのだろう思い、ニホンでは'白房咲き種'という名で売られているので、以前、植えたことがありました。
この他、Div.4 Double (ダブル咲き)、Div.11 Split-cupped (a)Collar カップに切れ込みがあり、花びらと同じ大きさに広がったものなどを今期見ました。合わせて、5種類。日ごろ、スイセンの一言で片付けていたスイセンくんたち。これからは、もう少し、注意してあげようと思っています。
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