季節のGarden Work 38:アナベルの剪定
暖冬といっても、クロッカスがようやく南面では、咲いてきました。球根や、木の芽を見ていると、やっぱり春はまだ遠く感じます。今日はアジサイのアナベルの剪定をしました。
Hydrangeas abrborescens 'Annabelle'
(hy-DRAIN-juh) (ar-bo-RES-senz)
ハイドレンジア 'アナベル'
2006年の6月28日の写真です。アジサイに関しては、剪定時期を間違えると花が咲かないといったことがよく園芸相談で聞かれます。通常のアジサイの剪定方法は、2通りあると思えば分かりやすいのかなと思います。
いろいろな方法が紹介されることもわかりにくい!RHSの本では、花を切らないで、越冬。花のつかなかった枝はそのまま。春先ドライフラワーをつけた枝だけ剪定する。切らなかった枝に花がつくという方法。ワイルドなやり方!
しかし、アナベルは、それとは、まったく違う簡単な方法。
春先の枝に芽が見えてきたら、地際から2~3芽(1対)のところで、切る。枯れた細い枝も切る。というやり方。
そこから、新しい枝を伸ばし、その枝の先に花がつきます。バラの剪定のよう。なんて、楽なのでしょう。
昨年の記録写真です。
冬に落葉し、枯れ枝状態で越冬。右の写真のような状態が、今日のアナベル。これを剪定します。
前年より、枝数が増え、だんだん、花が出来てきます。
そして、初夏、たくさんの花が見られました。秋の様子を写真に撮っていませんが、ドライフラワーになっていき、シックな秋色になります。
アジサイをどれか1本とするならば、アナベルは、一押しかな。華やかなバラの咲き終わった6月下旬から花をつけるアジサイは心を落ち着かせるのにちょうどいいような気がします。
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