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2006年12月19日 (火)

季節のGarden Work 19:The Roses 16:大苗の植えこみ

つるバラのフランシス E レスターを地植えにしました。以前にブログで紹介したことがあるバラです。
国際バラとガーデニングショーの展示に使ったバラで、搬出後、さすがに疲れたようで、葉をかなり落としました。

車での移動や、度重なる誘引で、本当にバラも疲れたのだと思いました。ですから、これ以上のショックを与えるのもかわいそうだったので、引き取ってくださったMarthaの庭にポットのまま置かせていただき、育てられていました。

安心したのか、今年の新しい元気なシュートも生えて、現在は全体的に落ちつきました。そして、今日とうとう、地植えにしたというわけです。

Fran2

'Francis E.Lester'  Hybrid Musk Dec.19.2006  at Martha's Garden

Fran1

Origin:Lester,US, 1946
Flower size: 5cm  
Scent:Strong,Fruity, and musky
Flowering:Once only
Height:4m
Spred:2.5m


Fran0_1

ポットから抜いた時の根の様子。案外こじんまりとした根張り。ちゃんと白い根が生えていて良かった。

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植え穴は、40cmぐらいは、堀り、鉢底石を底に、ざっと蒔きました。その次に赤玉土 4、バーク堆肥 4、クン炭 2ぐらいの割合をブレンドしたものを入れ、掘り上げた土に混ぜながら、苗をセットしたまわりに埋め戻していきました。地植えのつるバラは、あまり、多肥にしなくてよいということなので、元の庭土に多少の栄養をつけてやったぐらいにしました。

昨年、ブレンドされたバラの土が良いと聞き、何人かの鉢バラの植え替えをその土で行いました。私は、樽に入ったつるバラの植え替えがあり、その高価な土は、6割ぐらいで、あとは、赤玉土、馬ふん、バーミキュライト、クン炭などを自分で加え、増量した土を使いました。

実は、袋詰めされたバラの土オンリーだった鉢バラが、うまく5月に咲かなかったということが何本か起きてしまいました。

私のバラは、全部、植え替えを上に書いたような土で行ったのですが、どれも順調に5月花をつけました。

このことを今、振り返ってみると、繊維質のようなものが、混じっている方が、バラはうまく、根を張れるのではないかということです。袋詰めされたバラの土は、硬質な粒の赤玉土等、入っておりばらばらとしていて、水はけがよさそうでした。しかし、休眠から覚めたバラの根には、硬すぎたのかもしれません。

ですから、これから、バラの植え替えシーズンで、土が必要になってきますが、私は、今回はすべて自家製ブレンドにしようと思います。

特に、堆肥に関しては、9月よりサンプルで使って、植物が、すくすく育ち、葉色も良い、グリーンプランの「バーク堆肥」、及び「スーパー堆肥」を使おうと思っています。
毎年、自分のやっていることは、実験のようなもので、絶対!ということは、断言できないのですが、今度の植え替えはこれでやっていこうと思っています。

Fran4

フランシス E. レスターはぐっと枝が上がり、その後しなだれる感じなので、誘引もそのしなだれを大事にしたいと思って誘引しました。誘引の方法もまだまだ、経験不足ですが、出会うバラそれぞれの性質を長い目で追いながら、それぞれの栽培のこつをわかっていけたらと思っています。

ひさしぶりにバラを触って、手が傷だらけで、水がしみました。指先は細かな仕事が出来、手の甲を守る、ちょうど良い、手袋、ないかな。


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