Creating Garden 7:Sara's Garden サークルストーン
サークルストーンについての設置の仕方をご紹介いたします。日本庭園に飛び石というものがありますが、日本のじめじめした土地に合っているのではと最近本当に思います。歩きやすいし、飛び石を歩きながら、地面を見、そこに生えている植物を見、自然を楽しむ。踏み外さないように歩くことも雑念を取り払ってしまいますよね。
さて、洋風なお庭にしたいときもその日本の湿気を帯びたじめじめした土をどうするか、ということになってきます。土のままだけというところは、ぬかるみなどが場所によりどうしても発生。見た目にも、歩く面でも不具合が出てくるようです。
今回はサークルストーンを庭の南西角、生け垣の日陰になり、コウライシバもあまり育たない場所においた時の設置の手順を紹介いたします。
既存の芝生を設置するサークルストーンの形に合わせて切り取ります。切り取った芝生はそのまま、ほかの場所に移設しました。円の中心には、目印の棒を立てておくとよいでしょう。
1.設置面を角材などを使って平面にならします。それから、砕石をしきました。ずぶずぶと地面が沈むのを防ぐし、水はけも確保。
2.均一に敷いたら、砂を敷きます。砂は、平面を出すのにとっても便利。角材をコンパスのようにくるりとまわし、きれいに砂をならします。
3. サークルストーンのファーストの石から置きます。分割線の向きが、見る人に自然な角度となるよう、向きを調整しました。あまり、人に対してまっすぐだと不自然な感じになります。
4. セカンドも置いていきます。目地の幅も均一になるよう、おはしを石の間に挟むのもいいでしょう。
5. 最後に砂を全体にばらまきます。このとき、化粧砂と言われる色の白い珪砂を使うのもいいでしょう。でも月日がたつと砂は少なくなり、色も白さは感じられなくなりますが。
ざっと書きましたが、サークルストーンは、機能としては、地面を覆う舗装材。しかし、デザイン的に非常にシンボリックなものを感じさせるので、その配置は、置く前にまわりとのつながりをよく考えましょう。
砂岩などの自然石、コンクリートの擬石のものが、あります。前者は、やはり自然な趣が魅力。しかし吸水性も高いので、苔が生えやすい面があります。現在、高圧洗浄器、苔発生防止スプレー、または、たわしでごしごしするなどの方法で、クリーニング可能です。
後者は、表面の感じ,色などは、自然石と間違えるほど、うまく作られており、色も少し灰色の混じった英国風のもの、明るめの石灰岩の色に似せた南仏風などあり、楽しみのはばも広いです。
ただし、吸水性が、少ないので、実際地面に置くと、妙に乾いて見えたり、することもあります。
以上が、私の思うところです。
また、写真では簡単そうに見えても、実際大きく、重いので、くれげれも体を痛めないように注意しましょう。
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