Creating Garden 6:Sara's Garden コンセプト
国際バラとガーデニングショーに使ったサークルストーンのファースト、セカンドを引き取っていただいた方のお庭です。ただ置くだけではなく、使い勝手やお手持ちの資材も利用しながら、全体の調整を行いました。このお庭作りの考えをご紹介いたします。
大きなモミジが赤く紅葉した葉を庭一面に落としていました。 Nov.29.2006
ほぼ、資材の設置完了の様子。来年4月は、西洋芝の種を全面にオーヴァーシーディングし、緑の芝を年中楽しめるようにします。メインのサークルストーンの位置は最初に決定。そこに至るまでの歩行路として、ステッピングストーンを入れていくことにして、本日その設置を終えました。これから寒くなりますが、花壇に植えた球根類も芽を出す春、お庭を歩きながら、その姿を眺めていただきたいと思っています。そのためにも足元をしっかりさせたいと思いました。歩きやすい庭ならば、庭に出やすい、植物の手入れがしやすい、きれいなお花が咲く、ということにつながると思うからです。
2006年6月の様子 資材を搬入したばかりの頃。緑の良く育ったお庭です。
イメージスケッチ いろいろとアイディアを盛り込んでいます。
コンセプト
1. ワンちゃんがいるので段差の少ない広々とした芝の空間を残すことが第一条件。
2. サークルストーンは庭面のアクセントになります。置くことにより、広がりを感じさせかつ、ガーデンファニチャーを持ってくることによって、座ってのんびり、庭を眺めたり、お茶や簡単な食事の出来る空間とすることが出来ます。
3. ぬかるみがあるので、勾配を整えていく。特に、よく歩く場所の歩行路確保のために手持ちのレンガでペーヴィングしていく。
4. 元の土壌が粘土質なので、花壇部分を耕し、堆肥、砂等を入れ、土壌改良をしていく。
5. 年間を通して、季節の花が楽しめるように植栽の足りないところを補っていく。
平面図 最終 何度も出向き、ご希望、そして庭の日当たりや植栽の雰囲気を受けとめながら、デザインが決まりました。
2006年10月 作業途中ですが、緑の芝とブラッドストーン社のサークルストーン ジロンデの色の対比がきれいです。来年は、前面緑を目指して。
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