Craft For Children 3:モヘアの染め方
娘のおともだちにプレゼントした左のあみぐるみのうさぎちゃんはタマネギで染めたモヘアで作りました。スタイは、ローズマリーで染めた淡いブルーのモヘアです。
目のビーズもグラスビーズにして大切に作りました。お人形は目の微妙な大きさや位置で表情が変わります。
うさぎのおともだち Bunny's Friend
手のひらにのるくらいの大きさです。レース編み用のかぎ針を使って編むので、相当のっていないと作れない、今見ても脅威のクラフトで~す。
さて、今日は、このうさぎを編んだモヘアの毛糸の染め方を紹介します。家にあったもので、始めたのであくまでも参考ということで紹介させていただきます。モヘアは、ハマナカモヘアです。
この実を使いましたが、植物の名前が現時点でわかりませ~ん。調べていきま~す。えんじ色のがくの中に濃いブルーの実がなっていました。
名前がわかりました。クサギ(臭木:クマツヅラ科)です。
臭い木と言われるだけあって、枝や葉を折るとくさいにおいがするそうです。この実の部分はにおいはありませんでした。
ウールは、先に液につける先媒染をします。モヘアは25gでした。ミョウバン2gを水800ccに入れ(媒染剤の30倍から50倍の水)温め、溶かした中にモヘアを浸します。毛糸が縮むので、熱湯でなくてよいそうです。
この間、植物をステンレス鍋に入れ、かぶるくらいの水を入れ、火にかけ、温めながら色を出していきます。これを染液といいます。30分ぐらい煮出しました。
モヘアを軽く絞り、染液に浸します。1時間ぐらいは、つけておきました。私は淡く色が付けば、いいと思っているので、簡単、手短にしていますが、それぞれの工程の時間のかけ方、材料の量、媒染剤の違い(ここではミョウバンを使いましたが、鉄、銅などもある)によって、同じ植物を使っても色が違うようです。
左から 今日の草木染で仕上げたモヘア。あさぎ色(少し緑がかった淡い色)に染め上がりました。これから、乾燥です。
次 淡いブルーがローズマリーRosemary 銅媒染(昔、生活の木で購入)
奥 淡い黄色がタマネギの皮 ミョウバン媒染 そして、元のアイボリーのモヘアです。
モヘア自体【ハマナカ)は、100%天然素材ではありません。アクリルが入っていますが、ちゃんと染まりました。あみぐるみ用なので、一玉ずつ違う色で充分なので、これからも、身近な植物でトライしていき、色のストックを増やしたいです。
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