展示アイテム 24:The Roses 14:ホワイト ドロシー パーキンス White dorothy perkins
春の開花が遅いタイプのバラ、ドロシー パーキンス。2006年の今年、全体的にバラの開花が遅い年でした。このバラは、6月初旬より開花し、1ヶ月くらいは、花を楽しみました。
'White dorothy perkins' Origin Jacksons & Perkins, US, 1901
花のサイズは、3.5cmぐらい。枝の柔らかいランブラーローズです。いつの間にか枝が長くどこまでも伸びていて、びっくりしました。5mぐらいはあったような。本で調べて見ると、かつては、'ドロシーパーキンス'は、'もっとも有名なランブラーローズ’の一つとされていたようです。それは、挿し木によって、簡単に根が付きやすく、ご近所からご近所へと渡り、そこら中の庭で、咲いていたようです。1936年、イギリス人のジョージ テイラーも「本当にどこでもある。」と書いていたということです。この後、1912年、'サンダース ホワイト ランブラー’の作出があり、「美しさの面でホワイト ドロシー パーキンスは、超えられた。」と言われたそうです・・・。バラもいろいろ比較されて大変ですね。
'ドロシーパーキンス'自体は、ロゼット咲きの明るいピンクの花をつけます。この'ホワイト ドロシーパーキンス'は、その突然変異種。時々、先祖がえりで、ピンクが枝に出てくるということです。確かに今年は、ピンクがかった枝と花の色をしていました。
先日、受講した村田晴男氏のレッスンでは、「一度開花したランブラーローズの枝には、翌年の花は望めないので、開花後、枝を切って、新しい枝が生えるのを促した方がいい。」とのこと。しかし、私は、今年はボーとしていて、何もしてなかった!来年、開花しそうな枝は・・・と写真を今、改めてみると、あった!一本上のほうまで伸びている枝には、今年花がついていなかった!ということで、なんとか、来年の花が望めそうかなと確認し、バラのお勉強は終わりにします。
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