Creating Garden : 日陰の小さな植え込み vol.5
最近、マンションのクルメツツジが枯れた部分を補うことに取り組んでいます。「季節に花がいつの間にか咲いている」そんな感じで、なるべく元からそこにあったかのような植え方をしたいと思っています。先日帰省した折、実家の庭からいろいろ株分けして植物をもらって帰ってきました。ビニール袋に植え土とともに入れて、水を含ませ、口をしっかり結び、車のトランクに入れておいて何日か経ちましたが、大丈夫でした。
Nassella tenuissima in Mother's garden
母に名前を聞くと、「わかんない。勝手に生えてきたの。」と言ってた縞葦(シマアシ)。日本に自生するイネ科クサヨシの斑入りです。
すっと立ち上がって、斑入り。何気なく間を埋める感じがいい。写真を見てもわかるうように京都以西の地面の色は、明らかに関東の色に比べて明るい。それは、花崗岩に覆われた土地であり、それがぼろぼろと崩れた土地。ざるのように水を通すので、肥料の効きが悪い。しかし、じめっとせず、足の踏み心地がいい、と私は思っています。
Front : Bletilla striata ラン科シラン属
Back : Polygonatum falcatum キジカクシ科アマドコロ属
それから、白花のシラン。アマドコロも。おまけにヤブコウジももらって帰ってきました。
これらをまた、マンションの植え込みに植え付けていきました。すっとした剣状のような葉物がほしかったので、先日、植え付けたノリウツギの背景に仮置きしてあれこれ考えてから植え付けました。
Hosta 'Patriot' ギボウシ Yellow variegated leaves
いつのまにか、5月に購入したギボウシが花茎をのばし、先週から開花。他に何も咲いていないので、主役のように見えます。
手前に細々と残っていたクルメツツジも奥に移動させて、「日陰の小さな庭」とタイトルを付けた割には、範囲が広くなってきました。
これからは、建物の北角なので、右側の部分、午後の西日の影響も出てくるで、耐えられるかどうかを今後見ていきたいです。
これまでの様子は、下にスクロールしていただき、Creating Gardenを選んでいただくと見ていただけます。
最近のコメント