2022年9月24日 (土)

Visiting a place : 伊東と丸に三つ引き紋

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9月の初旬、伊東市に行ってきました。写真は、お土産に買ってきた「ぐり茶」。

市川製茶さんのものです。丸に三つ引き紋の家紋。玉露より苦味が少なく、甘く旨味を感じる澄んだ優しい味。

畑の畝にススキやササを敷きこんでお茶を栽培する手のかかる農法で世界農業遺産となっています。

 

ここ数年取り組んでいる私の祖父のRoots探訪の旅。亡くなった伯父の残した高知の和田の家系図の写しの端に「伊豆の三浦の分流」と書かれているのが、以前から気になっていたことから。

そのメモを見てもピンとこなかったほど、土地勘がありませんでしたが、伊東市に和田という地名があることや温泉もあるので、とにかく何かわかるかもしれないということで現地へ。

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まずは、古くからお湯が沸いていたという現在「和田長老人の湯」という公共の温泉場へ。歴史のある温泉としてこの場所の資料が展示されていました。「和田大湯」とか「和田村」という地名であったことが分かりました。ここの湯は薬湯と古くから有名で、江戸にもお湯を送ったそうです。種田山頭火も度々訪れ、お湯をを楽しみ句を詠んでいます。

その「和田」という地名が単に海岸部にある地域に「和田という場所が多い。」といった地理的条件による名前なのか、「和田義盛」に関係があるという場所なのか、ここでは、分かりませんでした。

温泉は午後2時30分からでしたので、お昼を食べにアーケード街へ。そこで、お茶屋さんが角に建っているのを見かけました。

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よくよく見ると、「丸に三つ引き紋」。三浦氏、和田氏の家紋と同じ。迷わず、お店に入らせてもらい、家紋のことを尋ねてみました。

しかし、お店の方は、よくわからないからので、「会社に聞いてください。」とのこと。

未だに、そんなことで電話をするのもな、と思い聞いていませんが、確かに市川製茶さんは、住所を見ると伊東市なのです。

「伊豆の三浦の分流」というメモ

家紋によって、あの伯父のメモ書きに確信が持てるような感じになってきました。

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東海館にて

家に帰り、この伊東市を平安末期より治めてきた大河ドラマ『鎌倉殿の13人』にも出てきた伊東氏について調べてみました。

すると、伊東(工藤)氏の姻戚関係図〈伊豆国〉《伊東秀郎『曽我兄弟仇討ちの機縁』より》を掲載しているサイトを見ていると、

和田義盛の名前がここでやっと出てきました。

 

伊東祐親の従妹の娘が和田義盛の妻となっていました。義盛の子どもは男子が8人いるらしいですが、この頃の武士はあちらこちらに妻がいて、子どもたちもそれぞれの場所で育ち、大きくなったら義盛を中心にあちらこちらでそれぞれが活躍していたようです。この伊豆の妻の子が高知の和田の祖 和田義直ではないかと思い、生まれた年を調べると、治承元年(1177年)でした。頼朝が挙兵して伊豆を出る石橋山の戦いが1180年なので、いい線ではないかと思います。

おまけに、NHKの大河ドラマ『鎌倉殿の13人』でも初回の伊豆半島でのシーンにも和田義盛は三浦義澄や義村とともに出ていました。

「あれ?伊豆まで義盛も来ているんだ!」と思ったシーンがありましたので、きっと出逢いがあったのでしょう。

等と、自分なりに今回は、だいぶ疑問が解けたような気がしています。

 

800年前の和田義盛から始まる和田。先祖の壮絶な死より命や家族を大切にと代々伝えてきて今に至っているのだと思います。

義盛役の横田栄司さんが現代に和田義盛を再現してくれて、今年は本当に和田末裔にとっては、忘れられない大河ドラマとなっていると思います。撮影が終わって、悲しい結末になり、お疲れになったことでしょう。

しかし、和田は全国に散らばり、義盛の思いに感謝しながら今を生きています。800年の歳月から今では26万人和田さんはいるそうです。

子孫繁栄!大丈夫です。

追記:和田のお湯は少ししょっぱくて、湯から上がるとすっきりとした体調になったきがしました。

また、行きたい。アジフライ定食も美味しかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2022年8月28日 (日)

暮らしの中のMy Work : Key Holder

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 バッグの底の修理に使ったオイルをしみこませた牛ヌメ革の端切れでキーホルダーを作りました。

アルファベットの刻印の打ち棒は少しお値段が良くて、悩みましたが、せっかくオリジナルで作るのだから、と思って購入しました。

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●材料

オイル鞣しヌメ革  10㎝角 

手縫い糸  

両面カシメ 直径8㎜

キーホルダー用金具 直径3㎝

●作り方

① 厚紙に型紙を作り、カッターで革を裁断。

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イニシャルを刻印する場所を水で湿らせた布で革に当て湿らせたから、刻印棒を木鎚で打って刻印しておきます。(写真は別の作品用のもの)

感覚で打つと文字列が曲がったりするので、写真のように窓を開けた型紙を作り、文字の中心位置も決めてから、それぞれの刻印についている合印を合わせといいようです。でも曲がったりするので、難しい。

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② 革の裏側を彫刻刀の平刀で全体をすき、厚みを減らしました。コバ(革の断面)を専用の保護剤を縫ってからウッド・スリッカーと呼ばれる木の棒で磨きます。今回使った革は、磨くとつやが良く出る革で、小さな作品も細かな部分、ていねいに仕上げる楽しさが味わえました。

縫う場所の裏側は、コバから3㎜ぐらいの部分をステッチング・ルーバーで溝を彫り、縫い糸が食い込むようにします。表側も、ステッチング・ルーパーをへらのようなものに付け替えて、コバから3㎜のところを押し、くぼみをつけました。

 

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③ 真ん中を膨らませるためにキルト芯を縫い線よりも内側になるように置き、ゴム糊を使って貼りました。

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④ 表革、裏側を合わせゴム糊を使って、貼り合わせ乾いてから、縫い穴を開けます。ルレットで縫い穴の位置の間隔を仮印しておき、菱目きりで革に対して垂直に穴を開けます。

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⑤ 革を手縫い針2本でで縫っていきます。表革のタブのような部分も縫い、ぐるりと一周して留めます。

⑥ キーホルダーの輪を入れてみて、タブを留める位置を確認し、キリで穴の中心に印をつけます。

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⑦ 直径2㎜ぐらいの穴を貫通させておき、両面カシメの脚を通して、裏側のカシメの頭をかぶせ、打ち台、打ち棒を使って、木づちで叩き、カシメの脚をつぶし、固定させます。

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⑧ 完成。裏面の縫い穴の処理が良くなかったり、カシメの頭がきれいでなかったりしますが、反省を今後にいかすということで…。

出来たできた!で息子に送っちゃいました。

 

 

 

 

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2022年8月21日 (日)

暮らしの中のMy Work : ミント・グリーンのがま口バッグ

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革を使ったがま口のバッグ、初めて口金を使ってバッグを作りました。革は、浅草橋の店先で端切れで売られていたイタリア製のピッグスキン。色と柔らかさと値段で即決。5ヶ月後、ようやくこんな形に仕上がった。

口金は、手芸店のトーカイさんのセールで購入しました。

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① 革の裏側を床面といいますが、そこに毛羽立ちを抑える糊状の樹脂を塗り、乾燥後、裁断。口金に型紙がついていましたが、1㎝の縫い代をつけた厚紙の型紙を作り、その断面に沿わせて革をカッターで切りました。

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② 革と口金以外の材料は、余り布で。

外袋表側 革

外袋裏側 ストライプキャンバスに接着キルト芯

内袋表側 綿 グリーン 接着芯

内袋裏側 綿 グリーン

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② マチを縫ってから袋状に縫います。革は、柔らかかったので、ミシンの押さえをブラザーのウォーキング・フットという押さえに変えると縫うことが出来ました。硬い革は、無理です。

ミシン糸 フジックス レザー用 ♯20

ミシン針 革用 #14

内袋は布用のミシン糸、針を使用。

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③ 色の組み合わせをあれこれ、考えてこの組み合わせにしました。

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④ 内袋の口に紙ヒモを縫い付けます。割りばしで口金に差し込む部分に木工ボンドを塗り、目打ちを使って差し込んでいきました。

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⑤ 外袋は厚みがあり、口金に入りにくかったので、出来上がり線にミシンをかけ、ピンキングばさみで接着面積を増やし、木工ボンドをしっかり縫ってから口金に入れました。

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⑥ 口金をかしめるのに水道工事用のプライヤーを代用。傷をつけないように革をはさんで。

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⑦ 完成。手持ちのショルダー・ストラップをつけて。路面電車の車掌さんみたいながま口バッグが出来ました。

名付けて”HiroDen”。

     

 

 

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2022年8月16日 (火)

Maintenance : 椅子の座面張り替え

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Dining chairs                  YAMAHA              

 座面が広めの革のダイニング・チェアー。30年経過したので、縁の部分がひび割れてきていました。動画サイトなどを見ながら、革さえあれば、自分でも出来そうだなと思っていたところ、浅草橋でちょうど良さそうなシュリンク加工の牛革半裁の端切れを見つけました。その後、中身のウレタン・マットや道具類を少しずつ揃え、時間の取れた先日実行。

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① 椅子の座面は木ねじで留めてあるので、ドライバーで取り外し。ステープルという大きなホッチキスのようなコの字型の針で裏側が留めてあるのでステープル外しという道具で針を外しました。この専用道具は、買って良かったもの。一脚目はマイナス・ドライバーとガン・タッカー付属の簡易的な道具で外しましたが、手が腫れるぐらい大変な作業でした。

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② 既存のウレタン・スポンジの構造確認。中心に一枚1㎝ぐらいのものがあり、それを覆うものが木端に接着されていました。

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③ 芯になるチップ・ウレタンは「硬め 500㎜×500㎜×2㎝厚さ」にしました。DIY向けに一脚分が貼れるサイズを既にカットしているものを購入。積層合板の座面と同じ大きさにカット。DIY用ウレタンショップKoh Yohさんで購入しました。

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④ 仕上げ用のウレタンスポンジは1㎝厚さ。座面の木端に異素材も接着可能なセメダインXを接着面両側に塗り、10分放置してから木端を包み込むように接着。乾燥中は、取り外した革で包み、ガムテープで固定させておきました。

乾燥後、カッターの刃を長めに出し、のこぎりのようにギコギコ動かし、スポンジの断面をすっきり座面と合わせてカット。

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⑤ 次は革の準備。以前の革は4枚はぎになっており、糸を抜き、解体し、型紙を厚紙で作りました。

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⑥ 新しい革に当てると、4脚分取るためには、2脚分は、一枚革で残り2脚分は革を縫い合わせるしかないということになりました。

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⑦ 革の裏に型紙を当て、白いチョークで線を引き、はさみでカット。

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⑧ ガン・タッカーを使う作業は室内では音が大きいので、外に出て作業。

スポンジを張り替えた座面と裁断した革とガン・タッカー、替え芯 MAX T3-6M (幅12㎜ 高さ6㎜)、ステープル外し

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⑨ 前後左右の位置を確認し、十字の部分にまず、ガン・タッカーを打ちます。それを起点に対称に革を引っ張りながら、四辺の直線部分にタッカーを打ちます。たわみがある場合は、芯を抜いて、打ち直します。

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⑩ 角の部分は、ギョーザのヒダを入れる時のように、なるべく同じ幅のヒダを寄せながら、タッカーを打っていきます。「『ℤ』形に打つといい。」という動画サイトの情報からやってみましたが、『くずれZ』になりながら、留めました。これも数をこなさないと上手くならないものだと思って、これでOKとしました。

⑪ 前にも貼ってあった黒い不織布を裏にタッカーで貼りました。

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⑫ ネジで椅子本体に留めつけ、完成。

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取り合えず、2脚は完成。あとの2脚は、革を手縫いで縫い合わせなければいけないので、またいつか。   

 

 

 

 

 

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2022年8月 6日 (土)

Maintenance : バックの革底の取り換え

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Weekend travel bag                     Land' End CANVAS 

 もう10年以上使っている夏のバック。週末旅行向けにデザインされたもので、容量が多く、帰省の時も水筒などもどんどん入れてもいいので、大活躍してくれたもの。

さすがにオンボロなんですが、特にお茶をこぼした革底が、しみになって、ひび割れてしまいました。革を手縫いで縫うことは、出来るようになったので、今年3月に浅草橋に行って、ちょうどいい端切れを探してきました。種類もあまりわかっていない私ですが、どんなものを作りたいかをイメージして革を選ぶといいような。

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①まずは、革の裏革に補強材を塗っておきます。

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② バックから外した底の直径を測り、型紙を作り、裁断。黒い布は、たぶんバリスティック・ナイロン。補強のために貼られていたもの。再利用します。

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③ 縫う部分は厚みが出るので、サンダーでやすります。

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④ 革の端から5mmのところに溝をつけます。道具は、ステッチング・ルーパーというもの・D7k_4651_20220806171001

⑤ 縫い穴の位置をルレットで穴を開けます・道具はステッチ・ルレット。間隔が3種類から選べます。

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⑥ 菱目切りという道具で一つひとつの穴を開けます。下には、コルク・マットを敷くと、作業しやすい。

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⑦ 縫い糸#20の麻糸でハリ2本を使いながら、革とキャンバスを縫っていきました。

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縫えた。

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⑧ ひっくり返して、中袋の脇を閉じて完成

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⑨ 色が薄くなっているところは、革の染料を塗り色を補いました。プラスクリームを塗り、油分を補いました。

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⑩ 防水スプレーを全体にかけておきました。

なんとかあと何年かは、持てそう。

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The Cinema : The postman from Nagasaki 長崎の郵便配達Ⅱ

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 昨日より公開となった映画『長崎の郵便配達』を観に行ってきました。川瀬美香監督とイザベラ・タウンゼンドさんが舞台挨拶に登壇され、今までの制作の苦労等、直に聞かせていただき、一鑑賞者の立場ですが、本当によかったと思いながら帰ってきた次第です。

映画の話は、しないでおいて、とにかくこの記事を読んだ人に観に行ってもらいたいと思うばかりです。核の話がニュースでも飛び交う最近の状況ですが、原点のないところでそれを話しても嚙み合わないのだと改めて思いました。

今まで、被爆して戦後も生き抜いてきた人々が、その体験を話してくださいました。私は広島で育ったので、地元の番組で放映された被爆者の方々の話を聞いたり当時の絵を多く見て、どんな様子であったのかを知る機会が比較的多かったと思います。話を聞きながら、自分の身に置き換えて考え、涙でぐちゃぐちゃになっていました。

しかし時が経ち、それを語ってくださっていた方たちがどんどん他界されていく中、今回の映画のベースとなったピーター・タウンゼンド氏が取材した16歳で被爆した谷口さんの話を丁寧に再現するように伝えることは、感受性の強い若い人たちが、核を考えるにあたって、とても重要なものとなっていくと思いました。

若い人だけでなく、私自身も想いをまた新たにしています。

イザベラさんのお父様 ピーター・タウンゼンド氏の国境を越えて人間としてこの事実を世に知らせたい、という強い思いやイザベラさんがお父様のその思いを紐解くように気付いていった瞬間など映像で克明に記録されており、同じく亡父を持つ身として感情が揺さぶられました。

戦争が起こり、真実が見えなくなってきている今、平和について考えるきっかけにさせてくれる映画です。

 

 

 

 

 

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2022年8月 3日 (水)

Nature Craft : Lavender diffuser & boouquet

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 DURANCEの芳香剤、今年はラベンダーの詰め替え用を暑くなる前に買っておいたので、現在、家のあちこちに置いて暑気払い。

先日、「生活の木」の売り場の横を通ったら、Provence産のドライ・ラベンダーのブーケがあり、本物も買ってきました。

お店では無水エタノール、精製水、ラベンダーのエッセンシャル・オイルを使って自分で芳香剤を作ることも教えてくれるようで、そこにこんな風にリードの代わりにドライのラベンダーを挿して拡散させるようにしていて、早速家で真似してみました。

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ラベンダーのブーケも組み直して、スパイラルに組んでみました。

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ブーケは自立できます。

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2022年7月28日 (木)

About Baking : 4種のピッツァ

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Pizza al gorgonzola e prosciutto

 家族が揃う日曜日のランチにPizzasを作りました。Mozzalera cheeseと生ハムのみ買いに行ってもらって、あとは冷蔵庫にあったものを組み合わせて。

●生地の材料

ピザ用強力粉 カプート サイコロッソ (イタリア カンパーニャ州産) 150g

薄力粉    150g

生イースト  小さじ2ぐらい (ドライ・イーストなら小さじ1)

水     1カップ

塩 (フランス ゲランド産)   小さじ1

砂糖 ブラウン・シュガー  一つまみ

オリーブ・オイル  大さじ1

 

あまり、外食していないので、大げさのことは言えませんが、美味しいと思ったPizza は、土台だけでも美味しいもの。ですから、イーストもそれまで使っていたドライ・イーストではないものを使うきっかけになりました。

試したことはないのですが、ビールで発酵させる生地もあるらしく、旨味がいつもとは違うことが人が「美味しい!」と感じる要素の一つと思います。

生地は上のような配合で作りました。パンを作る時と同様にこねます。ピザ用の強力粉を使っていますが、半分は薄力粉も入れるので、伸びが良く、きめの細かい生地になります。また、ちょっとずつの塩や砂糖、オリーブ・オイルも美味しい旨味を含むものを使うことで、ピザの土台自体が美味しくなります。

マリナーラ・ソース(オリーブ・オイルにニンニクのみじん切りの香りを加え、トマトの水煮一缶を入れ、塩。胡椒して煮詰めたもの)も平行して作っておきます。

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Pizza Margherita

最初は、マルゲリータ。バジルはベランダ産。マリナーラソース、モッツアレラ、パルミジャーノチーズ、バジル、オリーブオイル

2枚目はゴルゴンゾーラと生ハム ゴルゴンゾーラは残っていたものがあったので、初めて使ったのですが、これが、非常に美味しく、また焼きたい。

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3枚目は夏野菜と粗びきソーセージ ズッキーニ、茄子の輪切りを塩をしてアクを出し、ペーパー・タオルで水気をとったあと、グリルパンで焼いておいたものをのせます。このひと手間でべちゃべちゃのPizzaにならない。これは、夏の定番。

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’Hokke' Alka mackerel et 'Mangan-ji hot pepper'

4枚目がなんとホッケと万願寺唐辛子。前の晩の残りものなんですが、干物のホッケを焼いたものは、身がほろほろと崩れやすく、ピザに乗せやすい。

また、万願寺唐辛子は、辛そうな名前ですが、全然辛くない。伏見系の唐辛子とカリフォルニア系の唐辛子を掛け合わせて作ったものだそうでう、径は細く実が厚い。

ピーマンをよく昭和のピザにのせましたが、こちらの方が、加熱した時の縮み方が少なく、存在感もあるのでおすすめ。

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どうなることかと思った4枚目。北前船で具材を仕入してきたような日本的なPizzaが出来上がりました。

お味は、マイルドで食物繊維も入っていることで、お腹にちゃんと収まり、ごちそうさま。

 

時々、無性にピザが食べたくなるわけですが、家庭で作る時は同じ具材が何度も登場するよりは、一枚一枚変えた方がいいと悟りました。

残った具材は、また別の日に使えばいい。

 

 

 

 

 

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2022年7月26日 (火)

Visiting a Garden : HAKONE GARDENS 箱根

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Hedge by the entarance                              JULY.23.2022

 デンマーク出身のフラワーアーティスト ニコライ・バーグマン氏が数年にわたって庭園にしていったという箱根 強羅にある NICORAI BERGAMANN HAKONE GARDENS に行ってきました。ポーラ美術館のある道沿いにあります。

関東の平地では、6月の梅雨明け宣言と同時に酷暑になったので、もう少し楽しみたかった道端のアジサイが一気に生気を失ってしまうような感じでしたが、ここに来てリベンジさせてもらったような感じ。

青、紫、水色の西洋アジサイの色がとても深く澄んだ色をしていて、きれい。火山由来の土地柄だからか、肥料を施したのかわからないけれど、鳥のさえずりを聞きながら標高670m見るアジサイはとてもきれいでした。インスタグラムに動画を上げています。どうぞ

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Hydrangea macrophylla

移動中、車の中でホームページを読んでいると、『南青山のニコライ バーグマン フラワー スクールで使用した苗をここに植えていった。』ということが書いてありました。

私自身、園芸をしていてだめにしてしまった植物もたくさんあるけれど、年に一度咲く花のために育て方を調べては、手入れすることが何よりも楽しい。そんなこともあって、アジサイが安住の地に植えられたことに安堵の気持ちを持ちことさら美しく感じました。

セイヨウアジサイはシーボルトがオランダに持ち帰って改良したもので、元は日本が自生地。

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入口を入るとカフェがありました。いまの時期はノリウツギの鉢植えがいたる所に置かれ、うっそうとした森の中にアイボリーの花姿がシンボリックに輝いていました。カフェでは軽食をテイクアウトできるように準備していて、それを持って森の中に行けるそうです。

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Shades of Acer palmatum at Market place

緩やかな斜面を登っていくと、所々にいろいろなスペースがありました。ここでは、イロハモミジがとても大きく真っ直ぐに育っていることに驚きました。樹齢どのくらいなのだろう。

このあたりの地形は、火山麓地形。箱根の火山の噴出物や土砂によってできた緩やかな台地状の斜面。近くには、大涌沢があり、早川に流れ込んでいく水脈があることもモミジが大きく育った理由でしょう。

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白いキャノピーの下でお茶もいいな。テーブルは、この森に生えていた木を伐採した時の材でニコライさんのデザインで作ったものだそうです。樹下はすべて腐葉がたっぷり敷き詰められており、人を入れることによって、樹下の地肌を傷めないよう配慮しています。

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Shop pavilion

園内に入ると、こんなガラス張りの温室が数か所ありました。ここは、多肉植物がテラコッタ・ポットに植え替えられ、気持ちよそうに並べられていました。

ここで過ごすのもいいし、誰かにに育てられてもいいし・・・。なんて見ていました。

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傾斜のある所は、デッキ材で階段が造られていました。山道とはちょっと違います。

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大型コンテナーには、トピアリー仕立てになった樹木もシンボリックに置いてありました。大きな鉢を高所までよく持ち上げたなと思いました。帰ってからニコライさんのこの庭に関する植栽の考え方に『新たな植物は地植えせずに』というルールを設けていると知りました。

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Café Pavilion

さながらグラスハウスの東屋。桂離宮に行った時、歩いては、すぐにお茶室や東屋があったことを思い出しました。

 

人間の一生よりも長い時間経過して作られてきた自然を敬う。

 

そんなことを箱根ガーデンズから帰ってから考えています。

 

 

 

 

 

 

 

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2022年7月22日 (金)

Veranda Garden : Cleaning in summer

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 27年間使用していたエアコン、さすがに調子が悪くなってきて、新しいものに取り換えることにしました。

工事の前にベランダ掃除。

昨年末にデッキを上げて掃除しましたが、枯葉やこぼれた土などやっぱりずい分汚れていました。

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Plan view            July.22.2022

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大型のコンテナーは、デッキの上には置かないようにデッキの長さを短くしています。

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テーブルとイスを置く時、椅子を引いた時のスペースも必要。

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テーブルは昔、Conran shopで購入したFermobのもの。最初は、黒の塗装でしたが、現在、さびてほぼ全体が鉄むき出し。

塗ることも出来るけど、この錆色は、自然の色なので、そのままにしています。D7k_4133_20220722055301

先日、修理して色も塗りなおした室外機上の棚。前の柱を切り、道具を置きやすくしています。

上部には棚受けをつけて、その下には、道具がかけられるようにしています。

エアコンの室外機は、前よりも少し大きいもので少し、はみ出していますが、この棚もまた戻して使えました。

 

床を掃除しつつ、あれこれ、整理整頓できました。

人生残り何年かはわかりませんが、ベランダの家具類や道具類もメンテナンスしながら、使っていきたいと思っています。

 

そうだ、デッキの脚が少しもろくなってきているので、再塗装しなくてはいけない・・・・。

 

 

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2022年7月18日 (月)

Veranda Garden : Moon & candle lights

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                                                                   July.11.2022

先日、寝る前、月明かりがいつもよりさえていたので、ベランダに出てしばらくお月見。

昔、父と行ったSli LankaではPoya Dayという満月の夜のお祭りが寺院であり、その光景を思い出します。

何処も同じ月の夜かも。

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テーブルの上のハリケーン・ランタンやハンギング・ランタンに火を灯してベランダも明るくしてみました。

ひっそりとした中に炎がゆらゆら。

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こんなベランダになりました。2日後あたりに満月だった思いますが、曇り空で見えなかった。

夏は、なんだか昔のことやら故郷のことやら、いろいろ思い出したくなる季節。

 

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Veranda Garden : ムクゲ 2022

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Hibiscus syriacus                            July.10.2022

 今年もムクゲが咲きました。ひとしきり咲いて、今日は蕾がほとんどなくなってきたので、しばらくお休み。

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アジサイ’アナベルは、緑っぽくなり代わりにピンク色のムクゲが元気に咲いていました。

Instagramの動画をとりました。こちらをどうぞ。ムクゲ

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雨が降ったりして、安定しませんが、夏が来た。

 

 

 

 

 

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2022年7月12日 (火)

Veranda Garden : アナベル 2022

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Hydrangea arborescens 'Annabelle'                             June.25.2022

今年もアジサイ’アナベル’がベランダで咲いていました。現在は、梅雨明け宣言と同時に萼片の色が緑に変わりベランダの主役をムクゲにバトンタッチ。鉢植えで育てて14年めの株です。2008年に挿し木をして育てたもの。2年後に開花した時の記事はこちら

今年は動画を撮ったのでご覧ください。音楽付きです。こちら

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                                                                June.25.2022

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                                                                  July10.2022

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バラの花もいいけど、6月はアジサイを見ると、やっぱりアジサイがいいかな、と変わり心を持ってしまいます。

香りもないけど、手がかからないのにこんなに大きく育つところも花丸。

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2022年7月 9日 (土)

The Cinema : The postman from Nagasaki 長崎の郵便配達

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   独身時代、Ralph Laurenの広告写真がとってもかっこよくて、その世界観に憧れて、背伸びしてお洋服を買っていました。素材や縫製もよくて、実は今でも数点現役。ベルトはヴィンテージ感が出て、娘が使ってくれています。そのブランド・イメージを強烈にしたのが、モデルの Isabella Townsend イザベラ・タウンゼントさんの凛とした美しさ。ただの美人さんではなくて、風景の中で遠くを見つける眼差しや子どもと一緒のシーンなら母性やたくましさを感じさせるもので、「こんな女性になりたいなー」なんて一枚の写真から物語を感じさせるものでした。写真家は、Bruce Weber。

2019年9月、沖縄のやちむんを展示しているギャラリーで彼女の写真が載った映画のチラシを見つけました。映画監督の川瀬美香さんの新しい映画の『長崎の郵便配達』という映画で、イザベラさんのお父様が1982年、長崎に行き、取材した16歳の時に被爆した谷口さんの話をまとめたドキュメンタリー小説 ”The Postman’s from Nagasaki” の舞台に娘のイザベラさんが訪れるというドキュメンタリー映画のようでした。映画の公式サイトはこちら

公開された時には、絶対に行こうと思っていたら、コロナの影響で公開の予定が立たなくなってしまいました。監督のブログを時々チェックしていましたが、かなりの待機状態となっていました。この間、イザベラさんと彼女の娘さんと長崎の高校生がオンラインで話をする機会を持ったり、広島の映画祭で上演したりしたようでしたが、劇場公開も決まらず…の状態であったようでした。

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そして、先月、インスタグラムでイザべラさんの近況を伝えるコメントを見たら、「映画が8月5日から公開されることになった!」と書いてあり、日本でのこの夏公開のことを知った次第です。

映画はイザベラさんがお父様が長崎を歩いた場所や感じたことを文章や音声テープから辿る旅で、亡きお父様への彼女の心の隙間を満たしたことでしょう。さらに被爆地である長崎のことを彼女自身が一人の人間として知ることで、彼女自身が平和への願いを確固としていった旅となっていったのではと推測しています。

私の父も、海外に長期滞在が多く、子どもとしては、ちょっと寂しかったような気もします。しかし、むしろ必ずスライドやビデオを見せて現地の様子を話してくれたので「こんな場所が世界にはあるんだ。」と自分の世界観に影響を与えてくれました。

私は父の仕事の関係で広島で生まれ育ったので、原爆に関してもいろいろな話を聞いてきました。今でも帰省する度に必ず平和公園に必ず立ち寄り、平和への誓いを心に刻みます。

以前は、遠い国の美しいミューズのような存在であったイザベラさんがこの映画を通じて、より現実にこの世界をともに生きる人間として共感を抱く存在となっていくような気がします。

 

 

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2022年7月 3日 (日)

Visiting a garden : 八窓庵 札幌

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Hasso-an in Sapporo      designed by Ensyu Kobori

 札幌、中島公園の敷地内に日本庭園がありました。そして、案内板には、「小堀遠州(1579~1647)の茶室」と書いてあり見てきました 。Img_3288

池を囲む森の中に溶け込むように茶室がありました。2棟ありましたが、小堀遠州の茶室「八窓庵」は、右側。左側は札幌に移築された後に増築された部分。

小堀遠州が居城の滋賀県の長浜の小堀城内に作ったものを移転させながら、大正8(1919)に個人によって札幌に移転。昭和4(1919)年に札幌市の所有になりました。国指定の重要文化財。

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蹲踞

ここに移築されてから、露地も遠州好みに整備されました。

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躙り口 Crawl-through

ここから、にじりながら入って行く場所。この上部の軒下に『忘筌(ぼうせん)』と書かれた扁額(看板)がかけられていました。この言葉は中国の荘子の言葉からきていて、遠州は、「茶道には様々な道具が必要だが、それに執着して本来の目的を忘れてはいけない。」という戒めとしてこの草案の名としたようです。

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平面図

この茶室は、2畳台目といって、2畳と3/4畳の点前座という空間。千利休の妙技庵 待庵(1582年年)は、2畳隅炉といって、点前座の部分はないので、さらに狭いことになります。

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外からのぞかせてもらうと中柱が見えました。枝が分かれた部分で片方を切り落とした赤松の幹です。

それから雲雀棚と呼ばれる釣り棚が見えました。

八窓庵の名前通り、開口部が多い造りです。突き当りの壁面に2窓。躙り口側の壁面も2窓。左の障子の部分は下地窓(土壁の芯になる竹組を見せたままにしてある)。覗いている窓は連子窓という窓で下部にさらにもう一つ下地窓があります。天井部分も突き上げ窓があるようで合計確かに8窓。「舞台効果を持たせている。」とパンフレットには書かれてあり、最初はイメージできませんでしたが、客側から点前座の亭主の姿を見ると、逆光の中にそのシルエットが浮かぶように見え、神々しく見えるのだろうと、想像するようになってきました。

本格的な茶室に座ってのお茶を頂いたことはありませんが、いつか、着物を着て日本庭園のお茶を修行の末、いただきたいかなと残りの人生を考えながら、無謀な夢を持ちだしました。

札幌ならではの苦労もあり、冬には、覆いをかぶせたり、上屋が雪で壊れ、八窓庵が全壊したこともあったようです。

400年の歳月を経て、こうして修復をしながら、現存させてきている茶室。これからも札幌の宝として維持していってほしいと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

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